現代美術
伊庭靖子展 まなざしのあわい<br>Yasuko Iba, A Way of Seeing
KYOTO STEAM-世界文化交流祭-prologue
「アート×サイエンス・テクノロジー」をテーマとし、京都の文化資源を活かして文化芸術の新たな可能性・価値を問う新しい形態のフェスティバル「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-2020」がオリンピックイヤーである2020年春に開催されます。
そのプレ事業として、2020年に向けた様々なプレビュー等で構成される「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-prologue」が、2019年3月、岡崎エリアをメインとした京都市内で行われます。
▶「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-prologue」プログラムダウンロード
※詳細や最新情報はこちらからご確認ください。
大岩オスカール 光をめざす旅
空間に線を引く ― 彫刻とデッサン展
荘司福・荘司貴和子展
高畑勲展 ― 日本のアニメーションに遺したもの
生誕110周年 松本忠義・豊田一男 2人展<br>+AOKIT/3Dになった絵画世界/by青木世一
瀬戸内国際芸術祭 2019
テーマ:海の復権
「島のおじいさんおばあさんの笑顔を見たい。」-そのためには、人が訪れる“観光”が島の人々の“感幸“でなければならず、この芸術祭が島の将来の展望につながって欲しい。このことが、当初から掲げてきた目的=『海の復権』です。
有史以来、日本列島のコブクロであった瀬戸内海。この海を舞台に灘波津からの近畿中央文化ができたこと、源平、室町、戦国時代へとつながる資源の争奪の場であったこと、北前船の母港として列島全体を活性化したこと、朝鮮通信使による大切な大陸文化の継続した蓄積の通路であったことは、その豊かさを物語るものでした。しかしこの静かで豊かな交流の海は近代以降、政治的には隔離され、分断され、工業開発や海砂利採取等による海のやせ細りなど地球環境上の衰退をも余儀なくされました。そして世界のグローバル化・効率化・均質化の流れが島の固有性を少しずつなくしていく中で、島々の人口は減少し、高齢化が進み、地域の活力を低下させてきたのです。
私たちは、美しい自然と人間が交錯し交響してきた瀬戸内の島々に活力を取り戻し、瀬戸内海が地球上のすべての地域の『希望の海』となることを目指し、瀬戸内国際芸術祭を開催しています。
アーティストの見た無鄰菴 vol.1 小川智彦「庭園観測」
近代日本庭園の傑作、無鄰菴は現代アートの作家の目には、どのように映るのでしょうか?今回は「風景」を作品制作の主題にする小川智彦さんが、無鄰菴で昨年の秋から制作を行った作品の展示と、ギャラリートークを実施します。普段は入ることができない母屋2階の非公開スペースから、遠く借景や庭全体を眺めながら、作品が提示する、風景を人が見ることへの問いに、思いを巡らしてみましょう。また、どのようなプロセスと考えで制作を進めたのか、お話を伺います。きっと今まで知らなかった庭が見えてきます。