木下晋

「目黒区美術館コレクション展 LIFE ― コロナ禍を生きる私たちの命と暮らし」コロナ禍に私たちはアートから何を学びうるか?

日比生梨香子2020/11/18(水) - 20:27 に投稿

コロナ禍で、映画館や劇場など多くの芸術や文化に関する施設が休業を要されました。美術館も特に大きな打撃を受けた業界の一つと言っても良いでしょう。

営業を再開した現在も、入口に置かれた消毒液に、ソーシャルディスタンスを意識した展示、施設によっては完全予約制にするなどの変化から、私たちは依然コロナの渦中にいると自覚させられます。

目黒区美術館では現在「目黒区美術館コレクション展 LIFE ― コロナ禍を生きる私たちの命と暮らし」が開催されています。

目黒区美術館外観

本館の学芸員、山田真規子氏によると本展は休館中に「今人々が一番関心があることはなにか?」と考え、急遽企画、開催されたものだそうです。

今回の展示は目黒区美術館のコレクションから構成されています。コロナの影響で今後、海外から作品を借りることが難しくなることが予想されるこの状況を、コレクションを見直す機会と捉えたいと語っていました。

ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」

ARTLOGUE 編集部2017/10/01(日) - 23:23 に投稿

ヨコハマトリエンナーレ2017

横浜トリエンナーレは、3年に1度開催される現代アートの国際展です。
タイトルの[島][星座][ガラパゴス]は、接続や孤立、想像力や創造力、独自性や多様性などを表すキーワードです。
いま、世界はグローバル化が急速に進む一方で、紛争や難民・移民の問題、英国のEU離脱、ポピュリズムの台頭などで大きく揺れています。 
ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」では、「接続」と「孤立」をテーマに、相反する価値観が複雑に絡み合う世界の状況について考えます。

本トリエンナーレでは、アーティストを厳選し、その多くが複数作品を展示することで、小さな個展群が緩やかにつながり、星座あるいは多島海を形作るように展覧会を構成します。また、幅広い分野の専門家が参加する公開対話シリーズ「ヨコハマラウンド」を通して討論を重ねます。視覚と対話の両面から深くテーマを掘り下げ、「議論」や「共有・共生」の機会となることを目指します。

先行きの見えない複雑な時代に、人間の勇気と想像力や創造力がどのような可能性を拓くことができるのか。 多くの人々とともに考え、開国、開港の地・横浜から新たな視点を発信します。