小堀四郎

「目黒区美術館コレクション展 LIFE ― コロナ禍を生きる私たちの命と暮らし」コロナ禍に私たちはアートから何を学びうるか?

日比生梨香子2020/11/18(水) - 20:27 に投稿

コロナ禍で、映画館や劇場など多くの芸術や文化に関する施設が休業を要されました。美術館も特に大きな打撃を受けた業界の一つと言っても良いでしょう。

営業を再開した現在も、入口に置かれた消毒液に、ソーシャルディスタンスを意識した展示、施設によっては完全予約制にするなどの変化から、私たちは依然コロナの渦中にいると自覚させられます。

目黒区美術館では現在「目黒区美術館コレクション展 LIFE ― コロナ禍を生きる私たちの命と暮らし」が開催されています。

目黒区美術館外観

本館の学芸員、山田真規子氏によると本展は休館中に「今人々が一番関心があることはなにか?」と考え、急遽企画、開催されたものだそうです。

今回の展示は目黒区美術館のコレクションから構成されています。コロナの影響で今後、海外から作品を借りることが難しくなることが予想されるこの状況を、コレクションを見直す機会と捉えたいと語っていました。