今も世界中で愛され続ける、ポーランド出身の作曲家フリデリク*・ショパン(1810-1849)は、日本人にとっても、その心を引きつけてやまない特別な音楽家です。繊細な曲調やピアノ曲を多く作曲したことから、“ピアノの詩人”と呼ばれています。
同展では、多彩な美術作品や資料を通じ、ショパンの音楽と生涯を主軸に、生誕後約200年にわたるショパン像をご紹介します。ポーランドの国立フリデリク・ショパン研究所の全面的な協力を得て、企画、実施するものです。
展示品は、国立フリデリク・ショパン研究所**が運営するフリデリク・ショパン博物館から出展の美術作品や資料を中心に、ワルシャワ国立博物館やオランダ・ドルトレヒト美術館の作品など国内外から、自筆の楽譜や手紙、油彩画、版画、ポスター、彫刻、書籍など約250点を展観します。
日本とポーランドの国交樹立100周年を記念して催される「ショパン-200年の肖像」展に是非足をお運びください。
* 同展では、ショパンの洗礼名をアルファベットではポーランド語のまま「Fryderyk」とし、カナ表記では原語の発音により近い「フリデリク」を用いています。
** 国立フリデリク・ショパン研究所:ショパンの遺品・権利などを一括して管理し、研究、出版、音楽会、普及活動、フリデリク・ショパン博物館の運営、ショパン国際ピアノコンクールの開催などを行っています。
[gallery 7892]
※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為は法律で禁止されています。
開催概要
----------------------------------------------------------
会 期:2019年10月12日(土)~11月24日(日)
会 場:兵庫県立美術館 ギャラリー棟