石川直樹 この星の光の地図を写す

ARTLOGUE 編集部2018/12/11(火) - 13:29 に投稿

石川直樹(1977-)は、世界をフィールドに活躍する写真家として知られています。22歳で北極から南極まで人力で踏破、23歳で七大陸最高峰の登頂に成功し、その後も各地を縦横に旅して撮影を続けています。人類学や民俗学などの視点を取り入れた独自のスタイルによる写真は、日常や世界を見つめ直す活動としても注目されています。 北極圏に生きる人々を写した『POLAR』、各地に残る先史時代の壁画を撮影した『NEW DIMENSION』、ポリネシア・トライアングルの島々をとらえた『CORONA』、日本列島の南北に連なる島々を追う『ARCHIPELAGO』、ヒマラヤの西端に位置する世界第2位の高峰に向かう遠征で撮影された『K2』など、石川の初期から現在にい たるまでの活動を、写真と映像作品のほか、石川が実際に使用してきた道具なども含めて、幅広く紹介していきます。あくなき冒険と探求を続ける石川直樹の足跡と眼差しは、新たな視点から地球というこの星を見つめ直す契機となるでしょう。

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