かつて、八戸には「蝦夷」と呼ばれた人々のムラがありました。ムラの有力者や家族は、刀や玉を身につけ、小さな円墳に葬られました。
丹後平古墳群は、飛鳥時代中頃から平安時代につくられた「蝦夷」の墓です。多様な刀類や馬具、北方にルーツをもつ錫製品、律令国家でつくられた和同開珎といった豊かな副葬品は、この地に住んだ「蝦夷」がさまざなま地域と交流していたことを物語っています。
しかし、中央の記録には、このムラに関する記述はありません。
今年3月、丹後平古墳群出土品が国重要文化財に指定されたことを記念し、改めて出土品を一堂に会し、最新の研究成果から「蝦夷」の世界を紐解いていきます。
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