GEN-SCH-AN  玄趣庵

ARTLOGUE 編集部2018/04/20(金) - 04:26 に投稿

GEN-SCH-AN / 玄趣庵

~古典と現代をつなぐ

 

レントゲンヴェルケの元祖、レントゲン藝術研究所の実質のオーナーであった玄趣庵宗雪こと池内克哉の様々なコレクションは、その本筋である侘び茶の世界に止まらない、ユニークな広がりを持っている。

芸術作品は本質的にある種の機能を帯びている。彼の自由度の高い視点は、作品の「機能」の読み替える。この読み替えによって、作品は新たな意味や価値を持つのだ。

新たな意味を与えられたコレクションに対し、現代美術のギャラリーであるレントゲンヴェルケオーナー池内務は何を組み合わせるのか?さらにどのような価値の組み替えが行われるだろうか。池内親子による趣味性の高い、楽しい展示を企む。

このタイトルは池内克哉が茶道遠州流宗家(先代)より頂いた庵号「玄趣庵」からとっているが、「Röntgen」の最終音節から「GEN」、ドイツ語における「~的な」のニュアンスをもつ文字列「SHU」を呼応させている。

 

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