ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展

ARTLOGUE 編集部2019/01/17(木) - 02:33 に投稿
1950年代からニューヨークで第一線のファッション・カメラマンとして活躍しつつ、80年代に商業写真から退き、世間から姿を消したソール・ライター(1923-2013)。2006年にドイツで出版された作品集により、83歳で大きく脚光を浴びることになりました。その後、展覧会開催や出版が相次ぎ、彼の生き様を取材した映画も2012年に公開されました(日本公開2015年)。 本展は、ニューヨークのソール・ライター財団所蔵の写真・絵画作品、その他貴重資料を一堂に集めます。「カラー写真のパイオニア」と称された創造の秘密に迫ります。

絵本のすてきな仲間たち

ARTLOGUE 編集部2019/01/16(水) - 02:31 に投稿
藤枝市文学館では開館以来、子どもたちの想像力と感性をはぐくむ絵本展を開催してきました。 このたび、「こどもたちの宝物になる絵本づくり」を目指し、創業から50年を超えた絵本専門出版社「こぐま社」のロングセラー絵本を取りあげます。 こぐま社絵本展は静岡県初開催となります。

ゑがき、ゑがく清方 ー その優美な絵の世界 ー

ARTLOGUE 編集部2019/01/16(水) - 02:31 に投稿
6歳で挿絵画家となった鏑木清方は、新聞の挿絵や、単行本、雑誌の口絵など数々の仕事を手がけていく中で着実に力をつけ、20代半ばには人気挿絵画家として認められるようになりました。 その一方で、日本画研究を目的に若手の日本画家の仲間と団体「烏合会(うごうかい)」を結成します。 さらに、浮世絵や南画の研究に取り組み、自身の表現を模索し、挿絵画家から日本画家へと転身を図りました。 清方の江戸情緒あふれる優美な美人画や市井の人々の暮らしを描いた作品は、大正そして昭和の日本画壇で高く評価されました。 しかし清方は、更なる創造を追い求め、肖像画や芝居絵、風景画などにも創作の幅を広げていきました。 本展覧会では、挿絵画家時代に描いた口絵や美人画をはじめとした日本画作品を展示し、清方の画業を紹介いたします。

山口蓬春・アートディレクターの世界

ARTLOGUE 編集部2019/01/16(水) - 02:31 に投稿
山口蓬春(1893-1971)は、その多岐に亘る画業の中で常に新日本画の創造をめざし邁進し続けました。画壇のなかで早くから活躍する一方で、その人間味に溢れた蓬春のもとには、様々な分野を超えて多くの文化人が集まりました。そして、彼らとの交流を通じて深い美を追求する蓬春の活動は、より幅広く展開していきます。それは、本の装丁をはじめ切手の図案、歌舞伎の美術監修や衣装図案、緞帳原画の制作など、内容に適したデザインを凝らし、華やかな演出を施すなど、蓬春は画の制作だけではなく、いわばアート ディレクターとしても活躍したのでした。本展では、蓬春の手掛けた装丁・図案の仕事などに注目するとともに、文化人たちとの交流の跡が偲ばれる作品も併せてご紹介します。

ラリック・エレガンス

ARTLOGUE 編集部2019/01/16(水) - 02:31 に投稿
その洗練された造形から、日本でも多くのファンをもつジュエリー作家・ガラス工芸家のルネ・ラリック(1860-1945)を紹介します。本展では、様々な事業を展開しているユニマットグループが所蔵するラリック・コレクションより、19世紀末から20世紀初頭の貴重なジュエリーをはじめ、晩年までのガラス作品を展観します。

特別展「明治150年記念 華ひらく皇室文化 ― 明治宮廷を彩る技と美」

ARTLOGUE 編集部2019/01/16(水) - 02:31 に投稿
明治時代、諸外国との外交のために皇室では洋装を採り入れ、洋食にて国賓をもてなしました。また、伝統文化の保護のため、「帝室」(皇室)が「技芸」(美術)の制作を奨励する「帝室技芸員」制度が誕生します。美術界の最高の栄誉とされた彼らの作品は、日本文化の象徴として海外でも賞賛されます。宮中晩餐会の食器、ボンボニエールなど華やかな宮廷文化と、明治皇室が守り伝えようとした日本の技と美を紹介します。