美術館

Lines(ラインズ)‐線をめぐる表現 特集展示:2017 新収蔵作品

ARTLOGUE 編集部2018/09/01(土) - 02:30 に投稿
線描による絵画は、先史時代の人類に始まりを見出すことができます。当時の人々の記憶の中にある狩りのイメージを描いた洞窟壁画は、迫真的で見る人の感性を揺さぶるものです。 洞窟壁画やデッサンのように、必ずしも写実的とはいえない絵であっても、的確に対象を捉えていると感じるのはどうしてでしょうか。 本展では、当館所蔵作品の中か

国画会90年 孤高の画家 渡辺貞一 -私の信仰は絵を描くことですー

ARTLOGUE 編集部2018/08/31(金) - 02:30 に投稿
洋画家・渡辺貞一(1917-1981)は青森市に生まれました。兄の死をきっかけに画家を志すようになり、18歳で上京し川端画学校で学びました。以来、真摯な態度で制作に打ち込み、1941(昭和16)年には第16回国展に初入選するなど着実に画業を歩んでいましたが、自らも病に倒れ帰郷を余儀なくされました。その後二度に渡る出兵を

富山ガラス大賞展2018

ARTLOGUE 編集部2018/08/31(金) - 02:30 に投稿
本展は、富山市が過去4回にわたり開催してきたガラス芸術の国内公募展の応募対象を海外にまで拡大して開催する国際公募展です。日本をはじめ世界中の独創的で表現豊かなガラス作品は、現代ガラスの魅力を見せてくれます。本展では世界46の国と地域、1,110点の応募のうち、入選作品54点を展示し、世界各地の現代ガラス芸術の最新の成果

あざみ野コンテンポラリーvol.9 今もゆれている

ARTLOGUE 編集部2018/08/31(金) - 02:30 に投稿
本展は美術という枠や社会的評価にとらわれず、様々なジャンルのアーティストが行っている表現活動に目を向けたシリーズ展「あざみ野コンテンポラリー」の第9回として開催します。今回は、「風景」をモチーフとした5人の気鋭のアーティストたちによる作品を紹介します。 この展覧会は、歴史・記憶の忘却に抗う「風景」、視覚のずれや亀裂を丹

イサム・ノグチと岡本太郎―越境者たちの日本―

ARTLOGUE 編集部2018/08/31(金) - 02:30 に投稿
イサム・ノグチと岡本太郎は、1950年、日本アヴァンギャルド美術家クラブの主催により東中野のレストラン「モナミ」で開催されたイサム・ノグチの歓迎会において、初めて出会いました。日米の間で自己のアイデンティティに関する葛藤と向き合い引き裂かれながらも、彫刻家として世界的に活躍したイサム・ノグチと、青年期の10年間をパリで

仙厓礼讃 Admiration for Sengai

ARTLOGUE 編集部2018/08/31(金) - 02:30 に投稿
ユーモア溢れる「禅画」で知られる禅僧・仙厓(1750-1837)。現在伝わっている作品のほとんどは、住持職を引退し、寺の境内の一隅にあった虚白院(きょはくいん)という隠居所で過ごした四半世紀の間に制作されています。しかも、隠棲は還暦を優に超えてからのことでした。実は住持職を引退した後の仙厓には、“ご隠居さん”として悠々

欲しいが みつかる うつわ展 笠間と益子

ARTLOGUE 編集部2018/08/31(金) - 02:30 に投稿
笠間焼や益子焼と聞くと民芸調の昔ながらのスタイルをイメージする人が多いかもしれません。 本展では、笠間と益子を活動の拠点とする60人の作家の作品により、作家の個性や現代の感覚が取り入れられた新しいスタイルのうつわを紹介します。 「使ってみたい」「飾ってみたい」など、欲しいうつわにきっと出会えます。

クラフトブルー~目に見えない生命のアート~ インディゴ・アーティスト Tatz Miki(タツ・ミキ)トークイベント

ARTLOGUE 編集部2018/08/30(木) - 02:30 に投稿
タツ・ミキ氏は2001年、瓶の中で発酵するインディゴ染料の宇宙的な佇まいに魅せられ、独学で染料作りを始めました。以来、染料の中に住まう微生物たちとともに、生きたブルーを作り続けています。 今回のイベントでは、デニム、ジーンズでおなじみのインティゴの歴史を紐解き、染色の世界今まさに起ころうとしている大きな変化について実

猫のダヤン35周年 ダヤンと不思議な劇場 池田あきこ原画展

ARTLOGUE 編集部2018/08/30(木) - 02:30 に投稿
大きくミステリアスな目が印象的な猫のダヤンは、不思議の国「わちふぃーるど」に住む猫。わちふぃーるどでは動物たちは立って歩き、言葉を話します。いつも事の中心にはダヤンがいて、不思議な出来事を引き寄せてしまいます。主人公ダヤンを中心に個性豊かなキャラクターたちが織りなす物語は、小説や絵本、アニメーション、グッズなどさまざま

生誕120年 児玉希望展 “新しい一歩”を追い求めた画家

ARTLOGUE 編集部2018/08/30(木) - 02:30 に投稿
生誕120年を迎えた日本画家、児玉希望(1898~1971)の回顧展。風景、花鳥、歴史人物、抽象表現、さらには水墨画や油彩画など、希望の作品はバラエティに富んでいます。常に“新しい一歩”を追い求め、目まぐるしく作風が変遷した希望の初期から晩年までの代表作、約100点により多彩な画業を紹介します。 ※会期中展示替えがあ