生誕100年記念 菅井汲 ― あくなき挑戦者 ―

ARTLOGUE 編集部2019/02/02(土) - 02:35 に投稿
菅井汲(すがい くみ 1919-1996)は、1940年代から1990年代にかけく主にパリを拠点として版画制作を中心に活躍した画家で、第2次大戦後、国際的に最も高く評価された日本人画家のI人です。 本展覧会では、渡仏後から晩年までの約40年間に制作された版画作品を展示し、作風の変遷を辿ります。その作風は、渡仏当初の力強く大胆な抽象モチーフから、明快な色彩と形態からなるもの、円と直線から構成される幾何学的モチーフ、そして晩年の「S」字シリーズへと、幾度かの大胆な変化を遂げます。「1億人の日本人からはみ出した存在でありたい」という強い意志のもと、その生涯を通じて、常に独創性を求め、新たな絵画に挑み続けた菅井汲の世界をご覧ください。

特別展  いろいろとりどり ~ 国宝に見る「色」 ~

ARTLOGUE 編集部2019/02/02(土) - 02:33 に投稿
国宝「称名寺聖教」および「金沢文庫文書」には、「赤」や「青」といった「色」そのものの名前の他、法要で用いる器物の「色」、ほとけを絵画化する際の「色」指定など、「色」にまつわる記述が数多く見られます。また墨で書かれた文字を「黒龍」と表現するような、「色」にたとえた文学的表現も目にすることができます。 本展では、国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」を中心として「色」にまつわる資料を集め、称名寺周辺で見られた「色」について考えます。またあわせて、絵の具や表現、模写などについての資料も展示し、「色」を視覚的にも紹介いたします。

これがわたしたちのコレクション+インカ・ショニバレCBE: Flower Power

ARTLOGUE 編集部2019/01/31(木) - 02:37 に投稿
福岡市美術館が40年以上にわたり収集してきた約16,000点のコレクションの中からダリ、ミロ、ウォーホルなど、同館のスター作品をはじめ代表的な作品を一堂に紹介する『これがわたしたちのコレクション』が開催されます。普段は市民に貸し出しているギャラリーも含め、館内すべての展示室を使用した、1979年の開館以来、最大規模のコレクション展示を特別企画と、欧米で絶大な人気を誇るアーティスト、インカ・ショニバレCBE氏による『インカ・ショニバレCBE:FlowerPower』も開催されます。

ウッドワン美術館収蔵作品展25 幸せを呼ぶ♡アート展

ARTLOGUE 編集部2019/01/31(木) - 02:37 に投稿
ウッドワン美術館は廿日市市吉和に位置し、近代日本絵画、マイセン磁器、アール・ヌーヴォーのガラス作品、中国清代の陶磁器、幕末・明治の薩摩焼など様々なジャンルの作品を所蔵しています。 当ギャラリーでは毎年、テーマを決め、ウッドワン美術館の収蔵品をご紹介しています。 今回は、ウッドワン美術館の珠玉のコレクションの中から、縁起が良いとされる事象や生き物が表現された絵画や彫刻25点を紹介します。 新年にふさわしい題材や、コレクションの中でも大変人気の高い作品を精選して展覧します。 巨匠たちが幸福を願って表した作品の数々から、ぜひ開運パワーを受け取ってください。

サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法

ARTLOGUE 編集部2019/01/31(木) - 02:37 に投稿
フランスを代表するポスター作家、レイモン・サヴィニャック(1907-2002)。シンプルな造形とあざやかな色彩、ユーモアに満ちた表現で、瞬時に人の心を射抜く彼のスタイルは、第二次世界大戦後、フランスにおけるポスターの伝統を一新しました。 出世作となった《牛乳石鹸モンサヴォン》が認められたのが41歳と、ポスター作家としての出発は決して早くはなかったものの、その後ダンロップ、ミシュラン、シトロエンほかヨーロッパの錚々たる企業のビジュアル広告を次々と手がけ、日本企業の広告も制作しました。 本展では、縦3メートル以上に及ぶ迫力の大型ポスターから、ポスターが並ぶ当時の風景写真、貴重な原画や資料まで、約200点を通して、ユーモアとエスプリあふれる作風でパリの街角を彩ったサヴィニャックの世界をご紹介します。 【開館時間】 9:00~17:00 ※金曜日は19:00まで、入場は閉館30分前まで ※1月5日(土)は10:00開場