滋賀県立近代美術館
国内外の優れた美術作品の鑑賞を通して、県民の美術に対する理解を深め、美に対する感覚を養い、生活の中にうるおいと心の豊かさをもたらすことを目的とした活動を行います。また、次の3つの収集方針に基づいて、作品の収集・保管を行っています。(1)日本美術院を中心とした近代日本画(2)郷土滋賀県ゆかりの美術(3)戦後のアメリカと日本を中心とした現代美これらの収蔵作品は常設展示室において、展示替えを行いながら常時紹介しています。特に郷土出身の女流日本画家、小倉遊亀画伯の作品はコーナーを設けて展示しています。
鹿児島県霧島アートの森
鹿児島県霧島アートの森は、鹿児島県の芸術交流拠点施設であり、霧島地域の自然と調和した芸術性の高い彫刻作品を配置し、豊かな自然の中で、優れた芸術作品や自然に触れ親しんでもらう野外美術館です。霧島の雄大な景観の中で四季折々の変化を見せる野外展示空間には、国内外の造形作家がこの地を訪れて、自然や歴史的・文化的な特徴を生かしながら構想したオリジナルの作品が設置されています。また、霧島アートの森のゲート的機能を持つアートホールには所蔵作品の展示や企画展などの作品展示室、創作体験活動や講習会などを行う多目的スペース、カフェテリアやミニライブラリーが整備されています。
鹿児島市立美術館
鹿児島市立美術館は、薩摩藩主島津氏の居城であった鶴丸城二の丸跡にあります。城山の山麓に位置するこの地は、歴史的に、政治、文化の中心地として発展してきたところです。市立美術館は、昭和29年に歴史資料館としての性格を合わせ持つ美術館として開館、県内唯一の公立美術館として独自のコレクションをすすめ、展示その他の美術館事業を通して地域の芸術文化の振興に寄与してきました。しかし、多様化する美術活動と市民の要望に対応するため、旧美術館を解体、新しく美術館を建設し、昭和60年10月29日に開館しました。新美術館は、地元関係作家を中心とし、あわせて19世紀末葉以降の西洋美術の作品を主として収集、保存、展示する美術館としての運営をめざしています。
種子島宇宙芸術祭
宇宙をテーマにした新しい芸術祭が、2017年夏にスタートします。種子島の全島でさまざまな作品、アートプロジェクト、イベントが繰りひろげられる予定です。世界で最も美しいロケット発射場があるのが種子島ですが、芸術祭はその魅力をもっとわかりやすく見せてくれると思います。芸術祭をきっかけにして宇宙をもっと身近に感じる体験をしてもらいたいと願っています。ロケットの他にも種子島は、きれいな星空、おいしい特産物、そして古くから続く長い歴史を持った島です。このように数多くある島の魅力が結集して種子島宇宙芸術祭ができあがります。
出雲民藝館
出雲民藝館は、使う暮らしの美しさや考え方を世に伝えることを目指し、昭和49年に開館しました。内には陶磁器、漆器、木工品、染織りなど島根を中心に全国から集められた品々が展示されています。
小出由紀子事務所
小出由紀子は(株)資生堂勤務後、1990年よりインディペンデント・キュレーターとして活動、国内外の美術館、ギャラリー、企業の依頼により、展覧会の企画やコーディネートを行っています。専門分野はセルフトート・アート/アウトサイダー・アート/アール・ブリュットおよびヴァナキュラー・デザインです。2000年東京に事務所を開設。2003年に事務所内にギャラリーを併設し、自主企画を開催、2006年より作品の販売も行っています。
象の鼻テラス
新たな「文化交易」の拠点へ象の鼻テラスは、横浜市・開港150周年事業として、2009年6月2日に開館しました。横浜港発祥の地を、横浜の歴史と未来をつなぐ象徴的な空間として整備した象の鼻パーク内に、アートスペースを兼ね備えたレストハウス(休憩所)として、横浜市が推進する新たな都市ビジョン「文化芸術創造都市クリエイティブシティ・ヨコハマ」を推進する文化観光交流拠点の一つです。開港当時から異文化と日本文化がこの土地で出会ってきたように、象の鼻テラスは、さまざまな人や文化が出会い、つながり、新たな文化を生む場所を目指し、アート、パフォーミングアーツ、音楽など多ジャンルの文化プログラムを随時開催しています。併設した象の鼻カフェでは、文化プログ
上田市立美術館
常設展示室、企画展示室を2階に配置し、ゆったりと作品をご鑑賞いただける空間としました。大ホールとの行き来もしやすく、公演の前や後にもお立ち寄りいただけます。1階には、市民アトリエ・ギャラリーや子どもアトリエなどを設置。貸し出しも行っており、誰もが気軽に創作や発表を行うことができます。
新潟県立近代美術館
新潟県立近代美術館は1993年7月、緑豊かな千秋が原ふるさとの森に開館しました。地元の収集家による「大光コレクション」を軸とした、近代の流れを見通せる国内作品の他に、日本の近代美術に関わりの深いバルビゾン派やナビ派など19世紀の西洋美術を収集し、コレクション展や企画展を通し紹介しています。また講座やワークショップなど、美術に親しむための活動も行っています。四季折々の自然のなかでゆったりとアートにふれることができる美術館です。