大原美術館には、エル・グレコの名品「受胎告知」をはじめ、バルビゾン派、印象派から現代にまでいたる西欧美術の代表と、 明治期以降の日本近代美術史を語るのに見逃すことのできない傑作群が揃っています。 さらに、近代工芸の巨匠たちや、古代中国、エジプト、オリエントの作品も、愛好者を惹きつけています。これらの収蔵品に加えて、大原家の別邸有隣荘で開かれる春秋二回の特別企画展、コレクションテーマ展、 若手芸術家を支援するARKO計画も好評です。その他、毎夏恒例のチルドレンズ・アート・ミュージアムをはじめ、 美術講座、ギャラリー・コンサートなど、多彩な活動が愛好者を集めています。大原美術館は、まさしく人と美が出会う場所なのです。