東京国立近代美術館フィルムセンター
東京国立近代美術館フィルムセンターは、昭和27(1952)年の国立近代美術館(現在の東京国立近代美術館)設置に際しフィルム・ライブラリーとして活動を始めた我が国唯一の国立映画機関です。美術館本館が現在の北の丸公園に移転した昭和44(1969)年に映画部門として機能を拡充し、昭和45(1970)年美術館の跡地にフィルムセンターが開館しました(平成7[1995]年に新装開館)。また、昭和61(1986)年には映画フィルムを適正な温湿度環境で恒久的に保存するための専用施設、フィルムセンター相模原分館が神奈川県相模原市に設置されました(平成23[2011]年、平成26[2014]年に保存棟を増築)。 フィルムセンターは文化遺産、歴史資料とし
東京都現代美術館
施設情報
東京都現代美術館は、現代美術の振興を図り芸術文化の基盤を充実させることを目的に1995年3月に開館しました。約5,000点の収蔵作品を活かして、コレクション展示や大規模な国際展等、幅広く現代美術に関する展覧会を開催しています。また、美術関係図書約200,000冊を揃えた美術図書室を備え、美術に関する情報提供、教育普及を目的としたワークショップや講演会等の美術を広める活動を行っています。
コレクション情報
当館では、歴史的な観点から戦後美術を体系的に収集するとともに、現在の美術状況を端的に示す若手作家の作品の収集に努め、現在の収蔵作品数は約5,000点におよんでいます。
棟方志功記念館
棟方志功記念館は、青森が生んだ世界に誇る板画家棟方志功の文化勲章受章を讃え、その芸業を末永く後世に伝えるため、青森県、青森市をはじめ、多くの方々の協力のもと、1975年(昭和50年)に開館しました。校倉造りを模した建物は、池泉回遊式の日本庭園と調和し、落ち着いた佇まいは、季節の移ろいとともに四季折々の風情を感じさせてくれます。
奈良県立万葉文化館
万葉のふるさと・奈良にふさわしい『万葉集』を中心とした古代文化に関する総合文化拠点として、国内外から多くの人たちが訪れ、楽しみ、学ぶことのできる機能と魅力を備えた「万葉文化館」が平成13年9月15日(土)、明日香村に開館しました。万葉文化館は、日本の古代文化に関する調査・研究機能、万葉に関する文化の振興を図る展示機能(万葉ミュージアム)、万葉集に関する情報の収集提供を行う図書・情報サービス機能(万葉図書・情報室)を併せ持つとともに、事前の発掘調査で明らかにされた文化財についても、その保存に努めるとともに、復原展示などで創造的に活用することにより、遺跡と共存する総合文化施設をめざしています。『万葉集』は、古く5世紀から、8世紀にかけて
入江泰吉記念奈良市写真美術館
黒川紀章氏設計の当館は、新薬師寺の隣という歴史的な環境との調和に留意し、展示室など大部分は地下に埋め込まれています。また、屋根は瓦葺きにすることによって古都奈良のイメージを損なうことがなく、外壁はガラス張りになっているため瓦葺きの大屋根がぽっかりと浮いているように見えます。
富山県立近代美術館
富山市の中心部に近い城南公園の一角に立つ美術館は、豊かな緑に映える白御影石とミラーガラスに囲まれたシンプルな外観に、広い展示空間が特色と なっています。1981年7月の開館以来、富山を代表する文化施設として多くの人々に親しまれています。20世紀初頭から現在にいたる美術の流れを、世界・日本・富山の3つの視点から展望する意欲的な活動により、美術との新鮮な出会いの場となることを目指しています。※当館は2016年12月28日をもって閉館、新築移転し、2017年富山県美術館に生まれ変わります。
福井県立美術館
施設情報
福井県立美術館は、県民の美術への関心の高まりを受け、1977年に開館しました。以来県民のニーズに応えるため、様々な展覧会を開催し、また教育普及事業にも力を入れ、大人から子どもまで一人でも多くの県民が美術に親しむことのできる美術館を目指しています。
コレクション情報
初期院展を中心とした岡倉天心ゆかりの画家たちの作品を収集。その他、個性的な画風で知られる江戸時代初期の絵師・岩佐又兵衛など、福井ゆかりの作家の作品も収集。
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豊島区立熊谷守一美術館
熊谷守一美術館は、熊谷守一が45年間住み続けた豊島区千早の旧宅跡地に、1985年(昭和60年)5月、守一の次女・熊谷榧(かや)氏が「父の作品を常設でみられる美術館を」と個人美術館として開館しました。榧氏が長く私設で運営していましたが、作品の散逸を防ぎ末永くこの場所で守一の作品を観ていただきたいとの思いから、榧氏所有の守一作品153点を豊島区に寄贈し、2007年(平成19年)11月に豊島区立となりました。豊島区内の方々をはじめ、全国の守一ファンの皆さんに喜んでいただける美術館をと心がけて参ります。