ウイーン工房

ウィーン・モダン<br>クリムト、シーレ 世紀末への道

ARTLOGUE 編集部2018/11/01(木) - 02:30 に投稿
19世紀末から20世紀初頭にかけて、ウィーンでは絵画や建築、デザインなど、それぞれの領域を超えて新しい芸術を求めた、ウィーン独自の装飾的で煌(きら)びやかな文化が開花しました。本展はウィーンの世紀末文化を「近代化(モダニズム)への過程」という視点から紐解く、新しい試みの展覧会です。18世紀の女帝マリア・テレジアの時代の啓蒙思想がビーダーマイアー時代に発展し、ウィーンのモダニズム文化の萌芽となって19世紀末の豪華絢爛な芸術運動へとつながっていった軌跡をたどる本展は、ウィーンの豊穣な文化を知る展覧会の決定版といえます。

ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:20 に投稿
ウィーン世紀末、それは新たな始まりだった― 19世紀末、ハプスブルグ帝国が終焉に向かう頃、芸術においても新たな時代を求める助きが起こり、装飾性豊かな世紀末芸術が、絵画や建築、応用芸術、ファッションなど様々な分野で花開きました。 同展は、モダンデザィンへの萌芽ども言えるビーダーマイヤー時代の銀器や絵画から世紀末芸術を代表