居城純子

現代アートの宝箱 OPAM利岡コレクション

ARTLOGUE 編集部2018/11/27(火) - 17:07 に投稿

関西を中心に現代美術の名コレクターとして知られた利岡誠夫さん(1926~2018)。製薬会社に研究職として勤務しながら、全国各地のギャラリーを巡り、およそ30年かけて現代美術や民俗資料を集めました。それらは、アートに対する純粋な眼差しとともに築き上げられた「現代アートの宝箱」。フタを開けてみると、抽象、ポップ、ミニマリズム、コンセプチュアルと、実にヴァリエーション豊かです。作品は自宅のお茶の間で飾られ、暮らしのなかで愛で楽しまれてきました。

2013年、コレクションは大分県に寄贈されました。当館では、来館者の皆さまに親密感をもってご鑑賞いただけるよう、開館以来2階の情報コーナーで、年に数回展示替えしながらご紹介してきました。本展では、利岡コレクションの全貌を紹介し、時代やジャンルを超えた幅広い視点からご覧いただくとともに、作品と作品が奏でるハーモニーをお楽しみいただきます。

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