現代美術

「眠らない手」 エルメスのアーティスト・レジデンシー展<br>Les mains sans sommeil

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 22:05 に投稿

銀座メゾンエルメス フォーラムは、「眠らない手」エルメスのアーティスト・レジデンシー展を開催いたします。本展は、主にフランスに拠点をもつエルメスのさまざまな工房での滞在制作プログラムをご紹介するもので、2014 年から2017 年の間に参加した9名のアーティストの作品を二期にわたって展示いたします。

 

世代を超えて伝承される技をもつ職人と創造性豊かな現代アーティストが出会い、共有と協働を行う本プログラムは、2010年以来エルメス財団によって定期的に開催されています。工房に滞在するアーティストたちは、卓越した職人技に触れるとともに、シルク、皮革、銀、クリスタルといった普段は手の届きにくい素材を扱う機会を得ることになります。3人のメンターによって選出された9名の作家たちは、それぞれ職人とともに試行錯誤を重ね、新しい作品を生み出しました。

 

ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:38 に投稿
1980年代は、現代史の中でどのような時代に位置づけられるでしょうか。日本では、昭和から平成へと時代が変わり、バブル景気に沸く一方、大きな事件や事故、災害に見舞われた時代でした。また、20世紀末の混沌とした世界情勢の影響を受け、人々の感情や内面が激しく揺さぶられた10年でもありました。 美術は、時に時代を映し出す鏡の

冬の浜口陽三展 優雅なオブジェ

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:38 に投稿
二十世紀、銅版画家として国際的に活躍した浜口陽三(一九〇九ー二〇〇〇)の作品は、深い闇を思わせる黒を背景に、優雅にたたずむモチーフの美しさが魅力のひとつです。西瓜、さくらんぼ、蝶などは見たままに写した形ではなく、浜口が創り上げる新しい世界にうまれた生命であるかのように描かれ、柔かな光と不思議な気配を纏っています。本展では銅版画を中心に約六十点を展示します。

辰野登恵子 オン・ペーパーズ

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:38 に投稿
1950 年に長野県岡谷市に生まれ、東京藝術大学に学んだ辰野登恵子は、1970 年代にドット(点)やグリッド(格子)、ストライプなどの規則的なパターンを用いて、理知的で抑制された表現の版画を発表し、若くして注目を集めました。これまでまとまった展観の機会が限られていた紙の仕事を中心に、油彩 30 点を含む約 220 点の作品で 40 年余りの軌跡を振り返るこの展覧会が、辰野の画業のクロノロジーに新たな視座を与えてくれるはずです。

峰丘展 ー カラベラへの旅

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:38 に投稿
1948年、いわき市の漁港中ノ作で育った峰丘(みね・おか)は、国立メキシコ自治大学造形学部に学びました。その後再渡墨、帰国後は故郷いわきで精力的に創作活動を続けています。メキシコで着想した強い色彩によるカラベラやガレアナなどの主題が有名ですが、加えて近年は、ユーモラスな深海魚や金地背景なども内外に知られる彼の代名詞とな

バッドアート美術館展

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:37 に投稿
「バッドアート美術館」は、他では展示されず、真価を認められることがないものの、称賛せずにいられない作品を収集・保存・展示し、それを生み出した芸術家を讃えることを使命としたアメリカのボストンにある美術館です。収蔵されている「バッドアート」と呼ばれる作品たちは制作途中で何かを間違えてしまったのか、見る人が「あれ…?何かおか

2018年度コレクション展Ⅱ 明治から平成にみる コレクションのかたち

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:37 に投稿
2018年は明治改元から150年にあたります。維新以後、「文明開化」政策に沿って、西欧の近代文化の移入を急いだ日本。そのために、市民の暮らしも外国からの文化が押し寄せ、習慣や価値観は様変わりしました。我が国の伝統文化と西欧の近代文化との相克が展開され、新しい芸術文化が創生されることとなりました。 周知のように、「脱亜入

第37回土門拳賞受賞作品展  潮田登久子「本の景色 BIBLIOTHECA」

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:35 に投稿
本作は潮田氏が確かな存在感を放つ古書を追い求め、図書館、古書店、個人の蔵書、出版社の編集室などで撮り続けたもの。自然光のみの撮影、美しい階調に満ちたモノクロのプリントがその本の持つ背景を浮かび上がらせ、見る者を思索の旅へいざないます。

三沢厚彦 ANIMALS IN TOYAMA

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:35 に投稿
三沢厚彦(1961~)は、2000年からゾウやキリンなどの動物をモチーフとした彫刻「ANIMALS(アニマルズ)」シリーズを発表しています。 樟(クスノキ)を使い、ほぼ等身大に彫り込み彩色をした木彫は、見るものの記憶やイメージを喚起させ、圧倒的な存在感を放っています。近年ではユニコーンや麒麟など空想上の動物にも挑戦し

子どものための建築と空間展

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:35 に投稿

私たちが子どものときに過ごした空間は、原風景として長く記憶に留まり、その後の生き方や考え方の形成に与える影響は少なくありません。

本展は、子どもたちのためにつくられた学びの場と遊びの場の建築と空間のなかから、日本の近現代の建築・デザイン史において、ひときわ先駆的かつ独創的なものを紹介する展覧会です。

日本の近代教育は明治時代に始動し、校舎の建設もそこから始まりました。民衆に愛された明治の擬洋風建築の校舎、大正自由教育の時代の造形豊かな小学校、1970年代の先駆的なオープンスクールなど、さまざまに変遷し、子どもたちの活動を受け止めてきました。各建築ごとに、子どもたちが親しみを持てるシンボリックな外観が考案され、心安らぐインテリアの充実が図られるなどの工夫も重ねられてきました。

一方、幼稚園・保育園や、学校以外の遊び場や読書の空間といった子どもたちの居場所にもユニークな取り組みがあります。それらを、作り手と使い手の両方に着目しながら選んだ写真、図面、模型といった作品資料の展示を通してご覧いただきます。

また、教育玩具や絵本の原画なども選りすぐって紹介します。社会のあり方が大きく変化する現代、本展がこれからの子どもたちが育つ環境づくりのインスピレーションとなれば幸いです。