いわさきちひろ

ひろしま 石内都

ARTLOGUE 編集部2018/06/19(火) - 10:48 に投稿
展覧会フライヤー いわさきちひろ 死んだ女の子『わたしがちいさかったときに』(童心社)より 1967年、©Ishiuchi Miyako「ひろしま#13」Donor:Yazu, I. 2007

 

いわさきちひろの生誕100年にあたる2018年、ちひろ美術館(東京・安曇野)では、「Life」をテーマに、さまざまな分野で活躍する作家たちとコラボレートし、新しい展覧会のあり方を模索します。今、まさに「Life」をテーマに取り組んでいる作家。いわさきちひろをインスピレーションのもととして新たな作品を生み出す作家。いわさきちひろと響き合う感性を持つ作家。7組の作家たちとのコラボレーションを通して、いわさきちひろの新たな世界が開かれます。

 

生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。

ARTLOGUE 編集部2018/06/08(金) - 22:42 に投稿

2018 年、いわさきちひろ(1918-74)は生誕 100 年を迎えます。にじむ色彩で描かれた子どもたち、花々、そして大きく空けられた余白。絵本、挿絵、カレンダーなど、さまざまなメディアを通じてその絵は生活の隅々にまで浸透し、没後 40 年を超えてなお膨らみ続ける人気は今や世界に広がりつつあります。一方で、その作品に関しては、「子ども、花、平和」などのモティーフ、あるいは「かわいい、やさしい、やわらかい」といった印象ばかりが注目されやすいようです。

「いわさきちひろ、絵描きです。」――のちの伴侶と出会った際に自己紹介したちひろの言葉をタイトルに掲げる本展は、「絵描き」としてのちひろの技術や作品の背景を振り返る展覧会です。ちひろはどのような文化的座標に位置し、どのような技術を作品に凝らしたのか。新出の資料も交えた約 200 点の展示品を通じて作品の細部に迫り、童画家としてのちひろイメージの刷新を試みます。

 

開催概要

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