東京都

平成30年度企画展「堺屋太一監修 万国博覧会展」

ARTLOGUE 編集部2018/08/28(火) - 02:30 に投稿
美術愛住館では8月22日より平成30年度企画展「堺屋太一監修 万国博覧会展」を開催します。1851年のロンドンから始まる万国博覧会の歴史、そして1970年の日本万国博覧会(通称:大阪万博)の熱狂と感動を振り返ります。2025年にふたたび日本での万国博覧会開催への期待も込めた展示となっております。また大阪万博に企画から携

アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990年代

ARTLOGUE 編集部2018/08/25(土) - 02:30 に投稿
本展はかつてないスケールで、アジア各地の現代アートの黎明期である1960年代から1990年代に焦点をあてる展覧会です。10を超える国と地域から、激動の時代に生まれた挑戦的かつ実験的な約140点の作品を一堂に集め、その共通点と違いを発見していきます。

野口哲哉「~中世より愛をこめて~ From Medieval with Love」

ARTLOGUE 編集部2018/08/08(水) - 16:32 に投稿
「Clumsy heart」 技法:ミクストメディア 2018年


ポーラミュージアムアネックス(東京・中央区銀座)では、表情豊かな鍔姿の人物を制作し、国内外でも人気の若手作家 野口哲哉氏の展覧会「~中世より愛をこめて From Medieval with Love 」を2018年7月13日(金)から9月2日(日)まで開催します。

一般的に鎧兜と言うと、美麗で猛々しい試士のイメージにつながりますが、野口氏が作る人物像はまるで日常のーコマのようであり、頬杖をついたり、棒立ちのまま空を見上げたりする姿には、楽しそうにも悲しそうにも、見る人の気持ちを投影する余白が広がっています。そんな不思議な佇まいと、纏う鎧兜の精巧さが織りなす作品は、どこか他人事には思えないペーソス(哀愁)と、思わず微笑んでしまうユーモアが同居しています。

「武士の心を知る前に、人の心を知りたい」という気持ちが込められた野口氏の作吊には、想いにふけったり、喜んだり、傷ついたりと、日々を懸命に生きる私達と同じ感情が息づいています。

本展では、ポーラ・オルビスグループの商品にちなんだ新作を含む約50点を展示予定です。

 

特別展「新・桃山の茶陶」

ARTLOGUE 編集部2018/08/07(火) - 02:30 に投稿
信楽・備前・伊賀の大胆な箆目(へらめ)と歪み、志野の白釉に浮かぶ力強い鉄絵、織部の多彩な形と爽快な釉薬の掛け分け、そして唐津の自由な文様表現。16~17世紀初頭に作られたこれら「桃山の茶陶」は、唐物にはない和物茶陶ならではの魅力に溢れ、日本を代表するやきもののひとつとなっています。 根津美術館では平成元年(1989)

リー・キット「僕らはもっと繊細だった。」

ARTLOGUE 編集部2018/08/03(金) - 09:58 に投稿
独特の歴史的背景を持って揺れ動く街・香港を出自とするリー・キットは、アートという開かれた表現を通して自身のあり方を問い、自分が今を生きる世界と向かい合おうとしています。そして、展覧会を開催する場合、その街、その場所の空気や感情に静かに寄り添い、サイトスペシフィックな作品(=特定の場所に存在するために制作すること)を創り

ヨルク・シュマイサー展

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:29 に投稿
ドイツ出身のシュマイサーは、日本に学び、オーストラリアを拠点に活躍した版画家です。大学版画展で2度セミナーを担当、また100点近い作品を収蔵するなど、当館ともゆかりの深いアーティストです。世界各地を精力的に訪ね、旅での経験を美しい多色刷り銅版画に描き出しました。訪ねた土地の文化をありのままに受けいれ、自分なりに表現しよ

エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:28 に投稿
両大戦間期のフランスに花開いたアール・デコ。この時期に盛んとなった非ヨーロッパ圏の文化・美術との出会いは、アール・デコの美意識と造形に大きな影響を与えました。1909年の登場から、瞬く間にパリを席巻したロシア・バレエと1925年にアメリカから渡り、時代のアイコンとなったダンサー、ジョゼフィン・ベイカー、1922年のツタ

特別展 「仏像の姿」~ 微笑む・飾る・踊る~

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:27 に投稿
日本には、古来多くの魅力的な仏像が伝えられています。本展覧会は、これらの仏像の作者である「仏師」の豊かな感性と独創性、そして高度な技術に光を当て、特に仏像の「顔」「装飾」「動きとポーズ」を切り口に、日本人の心と創造力を様々な角度からご覧いただくことに挑戦します。 例えば、「顔」では慈悲、微笑み、威厳、怒りなど色々な表

日本・スウェーデン外交関係樹立150周年 インゲヤード・ローマン展

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:26 に投稿
スウェーデンを代表するデザイナーであり、陶芸家のインゲヤード・ローマン(1943年、ストックホルム生まれ)。機能性を重視した日常づかいのガラス食器や陶器は、色も形もきわめてシンプルですが、一貫して凛とした美しさと一人の使い手としての真摯な視点が感じられます。 日本とスウェーデンの外交関係樹立150周年を記念して開催す

マルセル・デュシャンと日本美術

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:21 に投稿
マルセル・デュシャン(1887~1968)は、伝統的な西洋芸術の価値観を大きく揺るがし、20世紀の美術に衝撃的な影響を与えた作家です。 この展覧会は2部構成で、第1部「デュシャン人と作品」(原題 The Essential Duchamp)展は、フィラデルフィア美術館が有する世界に冠たるデュシャン・コレクションより、