美術館

岡本太郎とメディアアート 山口勝弘-受け継がれるもの

ARTLOGUE 編集部2017/12/08(金) - 13:30 に投稿

アヴァンギャルドの一匹狼として、戦後日本の美術界にノンを突きつけた岡本太郎ですが、同時に分野を超えた新しい 芸術の展開を求める活動の中では、そこに集う若い芸術家達に惜しみのない支援を欠かしませんでした。その精神を受け 継ぎ、時代に先駆け独自の表現を確立していったアーティストに山口勝弘がいます。インターメディアの先駆けとなる「実 験工房」の時代からインタラクティブな関係をめざした「ビデオアート」や「環境芸術」など、アートとテクノロジー、 そして社会との関わりを掘り下げ、新たな表現に挑んだ山口。山口が次世代を継ぐ多くのアーティストを世に送り出した ことによって現代のメディアアートという分野が確立されたのです。 本展は、岡本太郎から山口勝弘、そして彼らの活動の先に開花したメディアアートを担う現代アーティスト 10 人の作品 を紹介するものです。会場では山口が岡本に捧げたオマージュ作品をはじめとし、現代アーティストの作品が岡本太郎の 展示空間でコラボレーションします。戦後日本の現代美術の原点から始まり、アートとテクノロジーの融合をめざした新 しい芸術分野の成立に至るメディアアートの歴史的な連続性を概観していただければと思います。

 

ディアスポラ・ナウ! ~故郷(ワタン) をめぐる現代美術

ARTLOGUE 編集部2017/12/05(火) - 13:01 に投稿

あなたは「ディアスポラ」を知っていますか。 「故郷」に戻れずに生きる人々の思いについて、感じ考えたことはありますか。 作品に込められたメッセージを感じとることができたとき、あなたの胸に「故郷」を追われ た人々の思いが迫り、あなたの生き方を問う作品たちを前にしたとき 「ディアスポラ」は他人事ではなくなるでしょう。 紛争や災害などに巻き込まれ、故郷を追われて戻れずにいる人々。 彼らに寄り添い、奪われた故郷と世界に向けてメッセージを発信しつづける 現代美術のアーティストたちの作品を紹介します。

 

ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて

ARTLOGUE 編集部2017/12/08(金) - 12:53 に投稿
レイチェル・マクリーン《大切なのは中身》 2016  Commissioned by HOME,
University of Salford Art Collection, Tate, Zabludowicz Collection, Frieze Film and Channel 4.

 

芸術は、いわば「危険早期発見装置」である。そのおかげでわれわれは、社会的、精神的危険の兆候をいち早く発見でき、余裕をもってそれに対処する準備をすることが出来るのである。*1

ヌード NUDE ─英国テート・コレクションより

ARTLOGUE 編集部2017/12/06(水) - 07:45 に投稿
デイヴィッド・ホックニー 《23, 4歳のふたりの男子》C.P. カヴァフィスの14編の詩のための挿絵より
1966年 エッチング、アクアチント/紙 34.5×22.3cm Tate: Purchased 1992 ⓒ David Hockney

 

ヌード ─人間にとって最も身近といえるこのテーマに、西洋の芸術家たちは絶えず向き合い、挑み続けてきました。美の象徴として、愛の表現として、また内面を映しだす表象として、ヌードはいつの時代においても永遠のテーマとしてあり続け、ときに批判や論争の対象にもなりました。

ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜

ARTLOGUE 編集部2017/12/07(木) - 08:08 に投稿
ヤン・ブリューゲル1世、ヤン・ブリューゲル2世《机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇》
1615-1620年頃 Private Collection

 

受け継がれた一族の魂。

ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜

本展は、2012 年にイタリアのコモ市で開催されたのを皮切りに、以後、作品の入れ替えを行いながら、イタリアやフランス、ドイツ、イスラエルなどを巡回し、この度日本で開催されます。

16、17 世紀のヨーロッパにおいて最も影響力を持った画家一族のひとつであったブリューゲル一族。一族の祖であるピーテル・ブリューゲル1 世は、雄大な風景やヒエロニムス・ボス風の版画の下絵で人気を博しました。彼の革新的な点は、現実世界を冷静に見つめ、人間の日常生活を何の偏見もなく、ありのままに表現することにありました。この観察眼は、彼の2人の息子へ、更にその子孫たちへと受け継がれ、一族の絵画様式と伝統を築き上げていくことになります。

ヘレンド展―皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯

ARTLOGUE 編集部2017/12/16(土) - 10:08 に投稿
色絵金彩「伊万里」様式人物飾り蓋容器 1860年頃 ブダペスト国立工芸美術館蔵

 

ヘレンドとは、ハンガリーの首都・ブダペストから南西に約110キロを隔てた静かな村にある磁器製作所です。1826年に創設され、ハプスブルク皇帝の保護を受けて発展し、各国の王侯貴族が愛好した名窯として今日に至るまで高い評価を得るハンガリーを代表する高級磁器窯です。
「オーストリア帝室・ハンガリー王室御用達」であったヘレンドは、19世紀後半、当時盛んに開催された万国博覧会へ積極的に出品します。万博での好評は、大英帝国のヴィクトリア女王からのディナーセットの発注やフランスのナポレオン三世妃ウージェニーの買上げなどにつながり、名声を高めていきます。その後も、時代の変化に柔軟に対応しながら、世代を超えて継承された最高の技術と品質で現在も製造が続いています。
本展では、開窯初期の希少な逸品から、バロックやロココといった伝統的な様式を踏襲した名品に加え、中国や日本の陶磁器に学んだ東洋風の作品群、そして現代の製品までおよそ150件、約230点(※)が一堂に集まります。ヘレンド190年余の歴史と、優雅で華やかな磁器の魅力をご堪能ください。

 

竹村 京 ― どの瞬間が一番ワクワクする?

ARTLOGUE 編集部2017/12/04(月) - 12:35 に投稿
《Playing Cards 2017, Austrian Cards on German Cards》 2017 年 ドイツ製の 1900 年代のトランプ、
日本製絹糸、合成繊維 800x125mm 24 点 ©Kei Takemura 撮影 ©Kenji Takahashi

 

ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)は、2017 年 10 月 1 日に、開館 15 周年を記念して現代美術を展示 するスペース「アトリウム ギャラリー」をオープンし、平成 8 年よりポーラ美術振興財団が助成してき た若手芸術家たちを紹介する「HIRAKU Project」を開始しました。第 2 回の展示として、「竹村京 ― ど の瞬間が一番ワクワクする?」を、2018 年 1 月 13 日(土)から 3 月 11 日(日)まで開催いたし ます。

没後50年 藤田嗣治 本のしごと -文字を装う絵の世界-

ARTLOGUE 編集部2017/12/05(火) - 12:56 に投稿
藤田嗣治 1928年頃 撮影:アンドレ・ケルテス ullstein bild / Uniphoto Press

 

没後50年 藤田嗣治 本のしごと -文字を装う絵の世界-

Léonard Foujita Private on Works

 

2018(平成30)年は藤田嗣治の没後50年にあたります。これを記念して西宮市大谷記念美術館では、藤田の画業の中でも挿絵を中心に紹介する展覧会を開催いたします。

篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN

ARTLOGUE 編集部2017/12/06(水) - 11:39 に投稿
ジョン・レノン オノ・ヨーコ 1980年

 

写真家の篠山紀信(1940 - )は、1950年代後半から現在に至るまで、作家、アイドル、俳優、スポーツ選手ら国内外の著名人の写真を撮り続けたほかに、日本の芸能、ヌードと自然、都市と建築など様々なテーマに取り組んだ作品を発表してきました。特に彼の撮影した人物たちは、時にセンセーショナルな形で世間の注目を集めつつも、その明快な美しさと強力なインパクトによって多くの人々を魅了しています。50余年にわたる活動を経て今なお彼の創作意欲はとどまるところを知らず、日本を代表する写真家としてパワフルな活動を続けています。