開館20周年記念展II 細見コレクションの江戸絵画 琳派展20 抱一の花・其一の鳥

ARTLOGUE 編集部2018/03/12(月) - 15:11 に投稿

19世紀前期に江戸で花開いた江戸琳派。酒井抱一(1761~1828)、鈴木其一(1796~1858)らが、京都で育まれた琳派様式を江戸風にアレンジし、大名から庶民まで、多くの人々を魅了しました。優美にして瀟洒なその画風は維新後も受け継がれ、琳派400年の流れにおいて大きな役割を果たしました。

細見コレクションでは江戸初期の俵屋宗達、江戸中期の尾形光琳ほか、細見コレクションの江戸絵画以降、琳派の主だった画家の作品を取り揃えていますが、中でも早くから江戸琳派に注目し、抱一・其一の代表作をはじめ、ほぼ全ての画家を網羅しています。

開館20周年第2弾は、開館以来毎年恒例の琳派展の20回目を兼ね、細見琳派の中から江戸琳派の花鳥画を展覧。抱一・其一の代表作をはじめ、細見美術館ならではの贅沢なラインナップで江戸琳派の魅力をお届けします。

 

明治150年展 明治の日本画と工芸

ARTLOGUE 編集部2018/03/12(月) - 10:40 に投稿

1868年に明治時代に入ると、政府主導のもと殖産興業や輸出振興政策が推し進められ、海外での日本美術への関心が高まりました。政府は『温知図録』を制作するなど、国家戦略として工芸図案指導に力を注ぎました。
京都では、地場産業の振興を目的の一つとして京都府画学校が設立され、多くの日本画家が工芸図案制作に携わることで、時代に即した図案の研究が進められました。
本展では、明治の工芸図案とともに、美術工芸作品や工芸図案を描いた日本画家たちの作品を一堂に展示することで、近代化していく社会の中で生み出された明治の美術品を紹介します。

 

創刊記念『國華』130周年・朝日新聞140周年  特別展「名作誕生-つながる日本美術」

ARTLOGUE 編集部2018/03/12(月) - 07:35 に投稿

日本美術史上には「名作」と呼ばれる作品が数多く存在します。時代を代表する人物ゆかりの名作、伝説的な巨匠の手から生み出された名作、海を越えて日本へもたらされた名作、古典に学び新時代の美意識で生まれ変わった名作など、名作はさまざまなドラマをもって誕生し、受け継がれ、新しい名作の誕生へとつながってきました。

本展覧会では、こうした作品同士の影響関係や共通する社会背景に着目して、鑑真(がんじん)ゆかりの木彫や美麗な普賢菩薩像(ふげんぼさつぞう)など仏教美術の白眉から、雪舟(せっしゅう)、宗達(そうたつ)、若冲(じゃくちゅう)らの代表作、伊勢物語や源氏物語といった古典文学から生まれた工芸の名品、さらには古画に学んで新たな境地を拓いた近代洋画まで、地域、時代を超えた名作の数々を、12のテーマで紹介いたします。材質や技法、特徴的な形やモチーフ、形の意味や作ること自体の意味など、出品作品のつながりはさまざまです。皆さんがご存じの国宝・重要文化財を含む約130 件が集まることによってみえてくる、名作たちの「つながり」をぜひお楽しみください。

 

再n邂逅する科学と美術の試み, 2018 東京-第1回 Kavli IPMU アーティスト・イン・レジデンスプログラム参加作家展

ARTLOGUE 編集部2018/03/12(月) - 06:15 に投稿

展覧会について (企画者より)

 

科学と美術が出会う時、それはいつも思いがけない巡り会いで、時に私達にとって大きな意味をもつものを生みます。例えば20 世紀初頭、パリで科学と美術が邂逅 (かいこう) したときには、ピカソ、デュシャンを筆頭に多様で活発な文化が生まれています。21 世紀初頭の今、日本にある基礎科学の研究所であるカブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU) にて、再び科学と美術の邂逅が試みられます。

役に立たない基礎科学と揶揄されることも多い数学と物理学ですが、諸科学の中の王と女王とも称されます。東京大学のカブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)はその数学と物理学を含む、数学、物理、天文学の3 分野で宇宙の謎を解き明かすことを目指す研究所です。この研究所に1 か月間アーティストが滞在し、研究者が研究する同じ場所で研究者と交流をしながら制作をして過ごしました。絵画、メディア、彫刻、これらは美術の最も基本的な分類の仕方の1つですが、本展は、Kavli IPMU で滞在制作を行った画家、メディアアーティスト、彫刻家3名の作家による新作展覧会です。

猪熊弦一郎展 猫たち

ARTLOGUE 編集部2018/03/05(月) - 22:56 に投稿

 

愛しているものをよく絵にかくんです。

愛しているところに美があるからなんです。

“「歩く教室」写生会アルバム” 「少年朝日」1950年12月号

 

今まで色々と沢山描かれている猫は、

どうも自分には気に入らない。

それで猫の形と色を今までの人の

やらないやり方で描いてみたいと思った。

“美術の秋「赤い服と猫」” 「報知新聞」1949年10月4日

 

 

猫好き画家の素敵な暮らし

 

横湯久美展 時間 家の中で 家の外で

ARTLOGUE 編集部2018/03/05(月) - 03:48 に投稿
爆弾か 黒雪ダルマ 雪ダルマ/Snowman, Dark Snowman, It's Like aBomb. 2016

 

横湯久美は、死者の声は本当にもう聴けないのか、生き残った者は死者や過去とどのようにつき合うのかを写真とテキストで探ってきたアーティストです。

本展では、第一次世界大戦の年に生まれ、第二次世界大戦を弾圧のもとで生き残った祖母による話を、怖さ残酷さのある20世紀の民話的「戦争と美術」としてたどります。

また、100年前にヨーロッパで始まった第一次世界大戦について、ポケットのホチキスを手掛かりにさぐり、見えているようで見えてこない「時の行方」を見つめていきます。

 

蓮沼執太: ~ ing

ARTLOGUE 編集部2018/03/03(土) - 03:15 に投稿
「Walking Score in Red Hook, Brooklyn, New York」2018
 シングルチャンネルビデオ、サウンド、マイクなど(スチール)

 

蓮沼執太は、音楽作品の制作やプロデュース、映画、演劇、ダンスなど他ジャンルとのコラボレーション、音楽的出自が異なるミュージシャンたちを集めコンサートを行う蓮沼フィル、音や音楽の視覚的表現、「作曲」(composition)の手法を応用した展覧会やプロジェクトを行うなど、多彩な音楽活動を展開し、高い評価を得ています。

今月23 日からは、蓮沼のアメリカでの初個展となる展覧会『Compositions』をニューヨーク・ブルックリンにある総合アートスペースPioneer Works で開催し、現地で滞在制作した新作を中心に発表しています。蓮沼にとって展覧会は、空間の中で聴覚と視覚の接点を見つけていく行為だといいます。フィールドワークで収集した環境音や自ら作った音を素材として実験的に音楽を創ったり、指揮者と演奏者、パフォーマー同士、演奏者と観客というように他者と流動的に関わりながら協働で音楽を創るといった独自の作曲方法を用いて、展覧会では音楽を視覚的に表現することを試みます。