EL BOCHO「GOLDEN TIMES」

ARTLOGUE 編集部2018/10/28(日) - 21:50 に投稿

104GALERIE(東京・池尻大橋)は、2018年10月12日(金)から11月25日(日)の会期にて、ベルリンを拠点に活動するストリートアーティスト、エル・ボチョの個展「GOLDE NTIMES」を開催いたします。104GALERIEではおよそ2年ぶり、2度目となる本展では、最新作の大型ペインティング作品、ドローイング作品、リトルルーシーシリーズを104GALERIE、104GALERIE-Rの2会場で展覧いたします。


今回の新作ペインティングでは、中世キリスト教絵画または日本における琳派を彷彿とさせる金箔を背景に起用し、その上から赤や黄色、緑、青などの原色カラーを用いて描かれます。近年エル・ボチョは彫刻界の重鎮であるロルフ・ビーブル(1951/ドイツ)と緊密に協力し作り上げた金色と青銅の彫刻作品を制作、発表してきました。中世から伝わる伝統的な金箔と、原色カラーのポップなキャラクターを混成した新作ペインティングの斬新なアイデアには、ビーブルとの新しい出会いも大きいと言えるでしょう。観るものをハッとさせるゴールドカラーは、エル・ボチョが描く女の子の表情とロマンティックなメッセージを更に印象付けます。

GOLDEN TIMESーそれは、個々の自己意識と誰もが有するであろう人生の黄金期。彼の作品に豊かに描かれた思想の爆発は、その黄金の輝きを想起させるのです。大胆に描かれたキャンバス、または街の外壁から、驚きと感動を与え人々を魅了するエル・ボチョは、常にストリートアーティストとしての自らのアイデンティティに忠実であるのです。
 

 

〈プロフィール〉
ELBOCHOは大学でデザインを学んだ後、新聞記事やCDジャケットなどイラストレーターとして活動。ベルリンに移住後、ストリートアーティストとして本格的に活動を始め、「大都市の日常」をテーマに、人生への切望と喜びと疑問を投げかける。ベルリンの壁崩壊20周年を記念したCNNインターナショナルによる企画「Go Beyond Borders」(2009年)では、40kmものテープアート作品を発表。高い注目を集めた本作は、のちに、世界最高峰の広告賞のひとつである「ClioAwards-Contents&Contact部門」金賞(ニューヨーク/2010年)、ヨーロッパで最も歴史ある国際広告芸術祭「Golden Award of Montreux 2010-Best Use of Media部門」金賞(スイス・モントレー/2010年)を受賞。その街の歴史や記憶を再認識させる彼の作品は、ベルリンで最も有名なストリートアーティストの一人として人々に認められ、ドイツ主要都市の他、日本、ロシア、タイ、カンボジア、ベトナム、ブラジル、フランス、イタリアなどで個展を開催、様々な場面で活動している。

 

[gallery 4454]※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為は法律で禁止されています。
 

 

開催概要
----------------------------------------------------------
会    期:2018年10月12日(金)~11月25日(日)
会   場:104GALERIE、104GALERIE-R
*104GALERIE-R:東京都目黒区大橋 1-6-4 GARAGE
時 間:12:00~20:00
休廊日:日曜日・月曜日
*11月25日(日)は開廊

 

開催期間
-
画像
EL BOCHO「GOLDEN TIMES」104GALERIE、104GALERIE-R
展覧会ジャンル
展覧会
アクセス数
0
1
1