平成29(2017)年度文化庁予算(案)の概要公表
文化庁は、平成29(2017)年度文化庁予算(案)の概要を公表しました。
全体としては対前年度比3億7百万円増の1,042億7千2百万円となっています。
辛うじて微増となっておりますが、この程度の増額では、どこかが増えればどこかが減る、という構図にならざるを得ない状況です。
平成29年度の主な新規事業は、“文化芸術創造活用プラットフォーム事業”の
「①先進的文化芸術創造拠点形成事業:5億円/※地方公共団体向け補助金」【P1】、
「観光拠点形成重点支援事業:3億5千百万円/市町村向け補助金」【P.9】
などで、「地域活性化」や「観光振興」といったものが現在のトレンドとなっています。
なお、現代美術を対象に含む「芸術文化の世界への発信と新たな展開」【P.29】は9億6千2百万円→10億7千万と約1億円増となっていますが、その主な要因は大規模国際展(=横浜トリエンナーレ)への支援です。
ただ、「日本文化海外発信推進事業」なるものが新たに設けられ、日本文化のブランド化などに本腰を入れて取り組んでいくという流れになりそうな状況です。
文化庁 文化関係予算
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/yosan/
(概要資料リンク)
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/yosan/pdf/h29_yosan.pdf
(参考資料(ポンチ絵)リンク)
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/yosan/pdf/h29_yosan_sanko.pdf
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