振り返れば日本では、新聞雑誌(明治)、ラジオ(大正)、テレビ(昭和)、インターネット(平成)と、時代の変遷とともに新しいマスメディアが誕生してきました。なかでも新聞や雑誌という紙媒体は、明治から現在にいたるまで存在しつづけ、各時代や社会の諸相を記録(記憶)し続けています。特に絵や写真などのイマジュリィ(イメージ/画像)にはさまざまな情報が凝縮されており、近代の歴史を克明に伝えています。
今回の展覧会では、雑誌などに掲載されたイマジュリィから近代日本の一部を読み解いていくものです。高畠華宵の作品を中心に、大正から昭和初期の社会の様子や時代風潮を紹介します。これらの雑誌イマジュリィは、混迷する社会が続く現代のわたしたちに何を伝えてくれるでしょうか?
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