本年は、大名茶人として名高い松江藩主松平不昧(1751-1818)が没して200年になります。不昧は松江藩主として治世にあたるとともに、文化的な活動を介して広い人脈をもち、とりわけ茶の湯には造詣が深く、江戸時代後期を代表する大名茶人として大きな足跡を残しています。ことに不昧の蒐集した美術品や茶道具には、早くから名物、名器と評されたものが多く、その中には今日、国宝や重要文化財に指定されているものも多く見られます。本展では不昧が愛蔵した名品の数々と、さらに不昧像がうかがわれる自筆の書画や好んで作らせた茶道具などをご紹介します。
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