美術家・松井紫朗は問います。「私たちがいる地球を包み、無限のかなたにひろがる宇宙。私たちは今、この宇宙のどこに、どう生きていますか?」自然科学の原理を応用した作品等で、人間の知覚や空間認識に揺さぶりをかける松井紫朗の作品は、私たちの内面に新たな価値観を醸成させる力に満ちています。
「松井紫朗のセンス・オブ・ワンダー」は、改修のために休館中の美術館をプラツトフォームとして展開される2つのアートプロジェクトによって構成されます。ひとつは美術館の庭園に作品を設置する《センス・オブ・ワンダーの庭》、もうーつは《「手に取る宇宙―Message in aBottle」地上ミッション》です。
イマジネーションの旅人・松井紫朗とともに参加者は、美術館、地球、宇宙、そして自身の内面を巡ります。国際宇宙ステーションの軌道上の「宇宙」を手にしたり、変容する美術館空間を体感する、そんな旅の体験は、日常とは異なる視点からの私たち自身への問いかけです。
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