世界が絶賛した浮世絵師 北斎展 〜師とその弟子たち〜

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:33 に投稿

葛飾北斎(1760〜1849)は、広重、歌麿、写楽などと並び江戸時代後期に活躍、世界が絶賛した浮世絵の巨匠です。「冨嶽三十六景」の赤冨士や浪冨士、『北斎漫画』など代表作はもとより、現在でもその評価は色褪せず、絶大なる人気を誇ります。約90年に及ぶ波瀾万丈の生涯において、肉筆・版画・摺物による美人画・風景画・役者絵・妖怪絵など、様々な名作を生み出しました。

北斎は海外でも知名度が高く、輸出用陶器の包み紙として使われた『北斎漫画』に衝撃を受けたフランスの美術家たちから、その評判は瞬く間に広がってジャポニスム・ブームを巻き起こしました。特にヨーロッパでは「浮世絵=北斎」といわれるほど、その名が知れ渡ることとなったのです。

本展では、北斎の奇抜な発想、大胆な構図、独創的な色使いによるバラエティー豊かな作品群に、北斎に影響を受けた弟子たちの作品、北斎に魅せられたフランス人画家アンリ・リヴィエールによる「エッフェル塔三十六景」をあわせた約200点を展示し、北斎芸術の全貌に迫ります。

なお、会期中は家族で楽しめる関連イベントも開催しますので、是非お楽しみください。

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世界が絶賛した浮世絵師 北斎展 〜師とその弟子たち〜

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