高岡市伏木古国府にある浄土真宗本願寺派の勝興寺は、本堂をはじめとする建造物12棟が重要文化財に指定されています。本堂から本坊へと続いた約20年にわたる「平成の大修理」も完了間近となり、今夏いよいよ、本坊を一般公開する運びとなりました。これを記念して、この度の修理によって見えてきた勝興寺の魅力と、同寺に伝わる絵画と工芸の美を、高岡市美術館で紹介します。
中世から近世にかけて北陸の浄土真宗の重要寺院であった同寺の書院を格調高く彩ったであろう飾金具は初公開となり、障屏画をはじめとする絵画も見どころ豊富に展示致します。特に重要文化財《勝興寺本 洛中洛外図屏風》(前後期で一隻ずつ展示)は、本展にあわせて高精細画像による紹介映像と原寸大複製屏風を作りました。より身近に、都の優美な空間を満喫できるコーナーをお楽しみください。
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