今年、星と森の詩美術館は開館22年を迎えました。開館以来培ってきた多くの作家や関係者の皆さまとの交流により、個性的なコレクションを育んでまいりました。
今回は、当館コレクションの中心となっている星襄一(1913-79:木版画)、天田昭次(1927-2013:日本刀)、藤巻秀正(1937-:彫刻)のほかに、圓鍔勝三(1905-2003:彫刻)や中山正(1927-2014:木版画)の作品も交えて展覧いたします。それぞれの感性で表現されるいのちの輝き、選りすぐりの「星と森の詩コレクション」で、ぜひお楽しみください。
小展示室では、3会期にわたって開催してきた「日本刀の変遷」の第3弾、現代刀編を開催いたします。日本刀は、その製作技術が確立した平安時代中期から現在にいたるまで、実に1000年を超える歴史のなかで日本独自の文化の一端を担ってきました。第2次大戦後、武器ではなく美術工芸品として日本刀を製作することが認められ、現代刀の歴史が始まりました。
今展では、重要無形文化財「日本刀」技術保持者(人間国宝)の月山貞一(1907-95)、隅谷正峯(1921-98)、天田昭次をはじめ、月山貞利(1946-)、大野義光(1948-)、宮入小左衛門行平(1957-)の作あわせて約10口こちらも館蔵品より展覧いたします。
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