中華文明を代表する存在である中国青銅器。今から三千年以上前に誕生し、世界史上にもまれに見る複雑な造形へと発達した殷周青銅器は、後の時代の中国のみならず、日本の伝統的な金属工芸品にも多大な影響を与えています。また漢代以降に流行した銅鏡には様々な神、仙人、獣が描かれ、そこに映し出された世界には、古代の人々の思想を活き活きと読み取ることができます。
本展では、中国青銅器の文様に焦点を当て、古代中国の工人たちの卓越した技と、それによって表された古代の精神世界を探求することを目的とします。世界的にも名高い住友コレクションの数々の名品を通じて、古代中国の世界を余すことなくご紹介していきます。
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