ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界 – 1780年パリに始まるエスプリ

ARTLOGUE 編集部2018/08/03(金) - 15:01 に投稿

時空を超える宝飾芸術の世界 1780年パリに始まるエスプリ

The Worlds of Chaumet, The Art of Jewellery Since 1780


東京の三菱一号館美術館にて開催中の「ショーメ時空を超える宝飾芸術の世界 - 1780年パリに始まるエスプリ」展は、ショーメの歴史、文化、サヴォワールフェール、スタイルを巡る新たな旅です。メゾンが築き上げてきた芸術との歴史的なつながりは、日本で西洋近代の造形・視覚芸術を中心に活動してきた三菱一号館美術館の使命と共鳴しています。

本展はルーヴル美術館名誉館長のアンリ・ロワレットと三菱一号館美術館館長の高橋明也の共同監修の下、それぞれ異なるテーマに沿って展開し、ジュエリーと芸術的潮流、また歴史的作品と現代の作品との絶え間ない対話によって彩られます。さらにビュロー・ベタク社がデザインする展示演出(セノグラフィー)によって、今まで見たことのない新たなジュエリーの魅力と出会うことになるでしょう。

そしてこの特別展では、優れた40のコレクションと名だたる15の美術館・文化施設の支援により、18世紀から今日までのジュエリー、工芸品、絵画、デザイン画など、未公開を含む約300点の作品が展示されます。また本展では、19世紀後半以来、ショーメが海外へ目を向けて多様な文化的影響を受けつつも、独自のパリのスタイルを拡散させ、趣味の歴史において主要な役割を担っていく過程をご覧頂きます。

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皇帝ナポレオン1世より贈呈された教皇ピウス7世のティアラ 教皇庁聖具室、ローマ © Chaumet / Régis Grman:「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界 – 1780年パリに始まるエスプリ」 三菱一号館美術館

最後のセクションでは、ショーメが日本とその文化に特別な敬意を表し、18世紀の終わりから続く日本との強い結びつきをご紹介します。
アンシャン・レジームの時代から今日まで、ベル・エポック期のジャポニスムの潮流を含めて、両者の芸術的巡り合いは相互の卓越した文化のあかしとなっています。このセクションで注目すべき点は、本展のために特別に創られたハイジュエリーセットです。それは自然の繊細さへの頌歌であり、日本美術とメゾンのデザイナーとの間で共有されたインスピレーションの源を想起させます。

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日本に着想を得たネックレス ショーメ・パリ © Chaumet:「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界 – 1780年パリに始まるエスプリ」 三菱一号館美術館



■開催概要

会 期:2018年6月28日(木)~9月17日(月・祝)
会 場:三菱一号館美術館
時 間:10:00~18:00(金曜、第2水曜、9月10日~13日は21:00まで)
*入館は閉館の30分前まで
休 館:月曜日
*7月16日、9月10日、9月17日と、トークフリーデーの7月30日、8月27日は開館
入館料:一般1,700(1,500)円、高校・大学生1,000円、小中学生500円
*()内は前売料金
問合せ:03-5777-8600

 

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