モボ・モガが見たトーキョー ~モノでたどる日本の生活・文化~

ARTLOGUE 編集部2018/04/30(月) - 05:03 に投稿
「東京小唄」楽譜 1930年(生田誠氏提供)

 

大正末から昭和初期にかけて、

大きく変化したライフスタイルを紹介

 

近年、大正時代から昭和初期、そして戦中の日本を舞台にした映画やドラマが数多く制作されています。この時期の日本は、産業化が急速に進み、それまで都市の一部階層で見られていた洋風の生活スタイルが一般化していく過程にありました。そして、会社勤めをするサラリーマンや職業婦人など新しい働き方が生まれたのもこの頃です。その結果、大衆消費社会を迎え、多くの企業が、モダンデザインにこだわった商品や広告を打ち出す時代となりました。一方で、昭和初期という時代は、世界的な金融恐慌(昭和恐慌)、満州事変、そして太平洋戦争開戦へと進む激動の時代でもありました。この展示では、「すみだ企業博物館連携協議会※」に参加する5館を中心に、企業博物館・企業アーカイブスに残る様々な“モノ”資料約200点を通して、この時代の人々の生活・文化の変化を紹介します。

※すみだ企業博物館連携協議会とは
墨田区に所在する花王ミュージアム、セイコーミュージアム、東武博物館、郵政博物館、たばこと塩の博物館の5つの企業博物館によって、2016年に発足しました。

 

■概 要

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会 期: 2018年4月21日(土)~7月8日(日)
会 場: たばこと塩の博物館 2階特別展示室
所在地: 東京都墨田区横川 1-16-3(とうきょうスカイツリー駅から徒歩8分)
URL  : https://www.jti.co.jp/Culture/museum/
入館料: 大人・大学生:100円(50円)/満65歳以上の方(要証明書):50円(20円)
     小・中・高校生:50円(20円) ※( )内は20名以上の団体料金
時 間: 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日: 月曜日(ただし、4/30は開館)、5月1日(火)


■展示関連イベント

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【展示関連講演会】 

※定員:90名 当日整理券制 会場:3階視聴覚ホール
◆2018年5月12日(土) 
「モボ・モガが聴いた新しい音 ~蓄音機で聴くジャズ・流行歌~」
  講師:毛利 眞人(音楽評論家・レコード史研究家)
◆2018年7月1日(日) 
「歴史を伝えるパッケージ 森永ミルクチョコレート100周年」
  講師:野秋 誠治(一般財団法人森永エンゼル財団理事・主席研究員)

【特別映画上映会】 

※定員:90名 当日整理券制 会場:3階視聴覚ホール
◆2018年5月5日(土・祝)
「この世界の片隅に」 (2016年制作、監督:片渕 須直、原作:こうの 史代、上映時間129分)
◆2018年5月19日(土)  
「花嫁日記」 (1934年制作、監督:渡辺 邦男、上映時間67分)
◆2018年5月26日(土)  
「風の又三郎」 (1940年制作、監督:島 耕二、原作:宮澤 賢治、上映時間97分)
◆2018年6月30日(土) 
「この世界の片隅に」 (2016年制作、監督:片渕 須直、原作:こうの 史代、上映時間129分)

【展示解説】 

※定員:40名 当日整理券制 会場:1階ワークショップルーム
すみだ企業博物館連携協議会の各館職員がそれぞれの館の紹介と共に展示資料の解説を行います。
◆2018年6月2日(土) たばこと塩の博物館 鎮目 良文
◆2018年6月3日(日) 東武博物館 山田 貴子
◆2018年6月10日(日) セイコーミュージアム 神山 めぐみ
◆2018年7月8日(日) 郵政博物館 田原 啓祐
※展示関連イベントはいずれも午後2時から開催。
※参加には入館料が必要です。
※当日開館時より整理券を1名につき2枚まで配布します(配布時に人数分の入館料をいただきます)。

 

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