Wutbürger KASUGA (Andreas LUTZ / Christoph GRÜNBERGER) Andreas Lutz, Christoph Grünberger
文化庁メディア芸術祭京都展 「Ghost(ゴースト)」
~メディアアートが“劇場”に彷徨(さまよ)う~
JAPAN MEDIA ARTS FESTIVAL IN KYOTO
Gohst
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■コンセプト
「Ghost(ゴースト)」
メディアアートが“劇場”に彷徨さまよう
メディア・テクノロジーの進展によって、時間や空間のギャップは飛躍的に埋められ、人々の生活や社会は大きく変容してきた。その一方で、物事の要約化、概念化を進行させることが、事物を捉える際に様々なものを捨象させているとも言える。本来は、そうして捨象されたものも含めた全体が“世界”であり、それを感じるために備わっている人間の能力があるのではないか。それは“想像力”である。人間の想像力が生み出したもののひとつに、幽霊(ゴースト)がある。幽霊は現在≪いま≫という時制、そして実際の空間を超越して存在し、それ自体に実体を持たない。逆に言えば、それは想像力を喚起させるメディア(媒介装置)とも言える。今回の文化庁メディア芸術祭京都展では、「Ghost(ゴースト)」という概念をテーマに、想像力を喚起させる場としてのメディアを提示することで、実在/不在の人間の姿を探っていく。
■文化庁メディア芸術祭京都展「Ghost」開催にあたって
文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。メディア芸術の創造とその発展を図ることを目的に、1997年度から毎年開催されています。東京で行われる受賞作品展に加え、メディア芸術祭の受賞作品を中心に、展示・上映、解説等を行う展覧会を地方で開催し、優れたメディア芸術の鑑賞機会を提供しています。
このたび、「平成29年度文化庁メディア芸術祭地方展」について、文化庁主催、京都市及び公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団共催での開催が決定いたしました。文化芸術の創造・発信拠点として生まれ変わったロームシアター京都を始め、再整備が進んでいる京都市美術館など、文化芸術への機運が更に高まる「複合的芸術エリア」岡崎地域を舞台に、京都でこれまで以上にメディア芸術への関心を高め、メディア芸術の更なる創造と発信に資することを目的に開催いたします。
京都市/ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
■文化庁メディア芸術祭とは
文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4 部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。メディア芸術の創造とその発展を図ることを目的に、1997 年度から毎年開催されています。東京で行われる受賞作品展に加え、メディア芸術祭の受賞作品を中心に、展示・上映、解説等を行う展覧会を地方で開催し、優れたメディア芸術の鑑賞機会を提供しています。2018 年1、2 月に開催する京都展では、「Ghost(ゴースト)」をテーマに、過去の受賞作品を中心に独自に企画します。
※文化庁メディア芸術祭ウェブサイト http://j-mediaarts.jp/
■開催概要
開催期間:2018 年(平成30 年)1 月14 日(日)~2 月4 日(日) [22 日間]
開催時間:午前10 時~午後7 時(火曜日は午後1 時~午後7 時)
会 場:ロームシアター京都 ノースホール、プロムナード、共通ロビー、ミュージックサロン
※ノースホール:1 月14 日(日)~1 月25 日(木)の12 日間。
ミュージックサロン:1 月14 日(日)~1 月21 日(日)の8 日間。
(京都市左京区岡崎最勝寺町13)
入 場 料:無料、申込不要
出展作品:・文化庁メディア芸術祭の歴代受賞作品15 点
・本展のための作品2 点(出展作家:高嶺格、髙橋耕平)
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