ガラス

驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ

ARTLOGUE 編集部2019/01/17(木) - 02:35 に投稿
本物と見まがう野菜や果物、自在に動く動物や昆虫、精緻な装飾や細かなパーツで表現された器やオブジェ…。近年注目の高まる明治工芸と、そのDNAを受け継ぐ現代の作家たちによる超絶技巧の競演をご覧いただきます。人間の手が生み出す奇跡のような技術に加え、洗練された造形センスと機知に富んだ、驚異の美の世界をお楽しみください。

時の花 - イイノナホ展 -

ARTLOGUE 編集部2018/12/12(水) - 15:41 に投稿
ポーラミュージアムアネックスにて、国内外の住宅や店舗、美術館向けにシャンデリアなどを手がけているガラス作家イイノナホ氏の展覧会「時の花-イイノナホ展-」が2019年1月19日(土)から2月17日(日)まで開催されます。

西洋ちょこっとアンティーク ― 1935年、小林一三の欧米旅行記から

ARTLOGUE 編集部2018/12/11(火) - 13:32 に投稿
1910年代、箕面有馬電気軌道(阪急宝塚線)を開業し、宝塚少女歌劇(宝塚歌劇)の公演を始めた小林一三。1920年代には宝塚ホテル・阪急百貨店を開き、洋風の生活スタイルを関西にも広めた。そして1930年代、東京宝塚劇場や各地の映画館を次々に開場し、最新の娯楽で人々を楽しませていた。 そんな「昭和モダン」の真っ只中、1935年、小林一三は初めて欧米へと外遊する。電車や歌劇など、大正時代、既に西洋の文化を自らの仕事の一部としていた一三であったが、実は自身では欧米の実状に触れた事が無かった。その1年間に及ぶアメリカからヨーロッパを巡る旅の途次、一三は各国の美術館・博物館を訪れ、また各地で様々な美術工芸品を買い入れている。陶磁やガラスの器、扇や手箱などの装飾品に至るまで、品目は多岐にわたる。ところがアール・デコなど同時代のモダンな製品よりも、むしろ歴史や伝統を感じさせるアンティークといえる品物に、一三は関心を持ったようだ。 本展では、日々の旅行記とともに、外遊記念として持ち帰った品々を展示し、当時、小林一三が抱いていた西洋文化に対する想いをたどる。

光 resonance 音 ─共鳴する光と音─

ARTLOGUE 編集部2018/11/27(火) - 17:56 に投稿

ガラスは「永遠の命」を生きる素材であり、また先人の知恵の蓄積を秘めた素材でもあります。そのような造形素材としてのガラスの可能性に魅了された作家2人による展覧会を開催します。

秋田を拠点に活動する小牟禮尊人は、環境の温度の変動とともに、雲、雪、清流などに姿を変える水や光に対するガラスの反応をテーマに作品を制作。音を反響するガラスにも注目し、不思議な光と音の世界を生み出します。

秋田県出身の本郷仁は近年、視線、光、空間について意識を研ぎ澄まし、「視ること」をテーマにガラスと金属を組み合わせた大型のオブジェ作品に取り組んでいます。

本展では、小牟禮と本郷が、ガラスを介して響き合う光と音の空間を創出します。身近な存在としてのガラスに意識的に向き合い、その新しい表情や可能性を楽しんでいただければ幸いです。