ガラスは「永遠の命」を生きる素材であり、また先人の知恵の蓄積を秘めた素材でもあります。そのような造形素材としてのガラスの可能性に魅了された作家2人による展覧会を開催します。
秋田を拠点に活動する小牟禮尊人は、環境の温度の変動とともに、雲、雪、清流などに姿を変える水や光に対するガラスの反応をテーマに作品を制作。音を反響するガラスにも注目し、不思議な光と音の世界を生み出します。
秋田県出身の本郷仁は近年、視線、光、空間について意識を研ぎ澄まし、「視ること」をテーマにガラスと金属を組み合わせた大型のオブジェ作品に取り組んでいます。
本展では、小牟禮と本郷が、ガラスを介して響き合う光と音の空間を創出します。身近な存在としてのガラスに意識的に向き合い、その新しい表情や可能性を楽しんでいただければ幸いです。
※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為は法律で禁止されています。
開催概要
----------------------------------------------------------
会 期:2018年11月10日(土)~2019 年1月7日(月)
会 場:秋田県立美術館
時 間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
*12月31日(月)~2019年1月2日(水)は15:00閉館(入館は14:30まで)
休 館:11月19日(月)
入 館 料:一般310円(250円)、シニア(70歳以上)280円、学生210円(170円)、高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
*障がい者手帳持参の方と付添1名は無料
*秋田市立千秋美術館の観覧券(半券可)・「くるりん周遊パス」・「なかいち回遊割引チケット」ご提示で団体料金で観覧可
■関連イベント
学芸員によるギャラリートーク
日 時:12月22日(土)14:00~14:30
会 場:3階ギャラリー
*当日の観覧券、もしくは年間パスポートを要持参