絵画

3DVRは展覧会の新しい楽しみ方!? <br>『ピーター・ドイグ展』3DVRが公開

チバヒデトシ2020/05/25(月) - 19:56 に投稿

COVID-19の影響により臨時休館中の東京国立近代美術館において、展示の再開が待たれている『ピーター・ドイグ展』の会場の様子を収録した3DVRコンテンツが無料公開されました。先立って公開された森美術館での『未来と芸術展』3Dウォークスルー同様に臨場感のある展覧会の疑似体験ができます。

 

『ピーター・ドイグ展』3DVR

コートールド美術館展 魅惑の印象派

ARTLOGUE 編集部2019/04/25(木) - 02:31 に投稿
ロンドンにあるコートールド美術館のコレクションから、印象派・ポスト印象派の作品を紹介します。実業家サミュエル・コートールドが収集したコレクションを核に1932年に設立された同館は、美術史や保存修復において世界有数の研究機関であるコートールド美術研究所の展示施設です。本展覧会では、その研究機関としての側面にも注目し、画家の語った言葉や同時代の状況、制作の背景、科学調査により明らかになった制作の過程なども紹介し、作品を読み解いていきます。 日本の風景のようだと語られたファン・ゴッホによるアルルの風景《花咲く桃の木々》、19世紀後半の近代都市パリの風俗を映すルノワールの《桟敷席》やマネの《フォリー=ベルジェールのバー》、科学調査が作品の秘密を解き明かしたゴーガンの《ネヴァーモア》やモディリアーニの《裸婦》などをはじめ、選りすぐりの絵画・彫刻約60点を展示します。

所蔵企画展 double silhouette/ダブルシルエット ― 光と影が語ったもの

ARTLOGUE 編集部2019/04/17(水) - 02:31 に投稿
本展は、名古屋造形大学・大学院特任教授の江本菜穂子氏の企画協力による所蔵企画展です。 パウル・クレーをはじめ西洋近代美術史を専門とする江本氏とともに選出した約60点の作品。「光と影が語ったもの」というテーマのもと、クレー《デモーニッシュなマリオネット》、カルダー《ゴルファー(ジョン・D・ロックフェラー)》、宮崎進《沈黙》の初公開コレクションを含む作品たちは、私たちにどのような気づきを与えてくれるのでしょう。メナード美術館の20世紀西洋絵画を中心とするコレクションを、いつもとは異なる視点でご覧いただく機会となっております。

コレクション特集展示 ジャコメッティと Ⅰ

ARTLOGUE 編集部2019/04/12(金) - 02:31 に投稿
20世紀最大の彫刻家であるジャコメッティの研究において、哲学者・矢内原伊作(1918-89)の存在はとても大きなものです。矢内原は1956年から1961年の間に繰り返し渡仏し、そのモデルを務めました。しかし、矢内原をモデルとしたブロンズ彫刻のうち完成に至ったのは二作品のみで、すぺての鋳造を合わせても七体しか現存していません。そのうちの一つが、2018年に国立国際美術館のコレクションに加わリました。矢内原をモデルとしたジャコメッティの彫刻作品が日本国内に収蔵されるのは初めてのことです。 当館ではジャコメッティの油彩画《男》(1956)を2013年に収蔵しており、「見えるものを見えるとおりに」表現するべく、ジャコメッティが人生を賭して取リ組み続けた絵画と彫刻の両方を観ることができます。 本展では当館のコレクションに加え、神奈川県立近代美術館、石槙財団ブリヂストン美術館、富山県美術館、国立西洋美術館の所蔵作品をお借りし、ジャコメッティと矢内原の世界に迫ります。また、矢内原がモデルを務める間に書き留めた手帖に加えて、パリなどで撮影した写真を全て公開します。合わせて、ジャコメッティが生きた時代を中心に、絵画や彫刻による人物像の表現も所蔵品よりご紹介します。

収蔵作品展 花ものがたり

ARTLOGUE 編集部2019/04/12(金) - 02:30 に投稿
佐倉に、また花の美しい季節が訪れます。昨年に続き、春は収蔵作品の中から花をテーマとした展覧会を開催します。風景の中に描かれた花、静物として描かれた花、主役として、脇役として、作者の思いをのせ、描かれた花々。さらに女性を引き立てる花模様や花飾り、そして花を飾るための器。花にまつわる作品は私たちに何を語りかけるのでしょう。

服部一郎コレクション近現代絵画展 色彩を観る

ARTLOGUE 編集部2019/04/04(木) - 02:31 に投稿
本展覧会では、コレクションの作品を、色の使い方に注目して展示致します。画面のある場所にその色を置くことによって、作品にどのような効果が及ぼされるのか。本展示が作品により深く親しみ、楽しんでいただくための一助となれば幸いです。 前期:2019年4月12日(金)~9月29日(日) 後期:10月12日(土)~2020年3月8日(日)

絵画と社会 ~ 神戸の行動美術、各人の道 ~

ARTLOGUE 編集部2019/04/03(水) - 02:31 に投稿
戦前に二科会で活躍し、戦後同会へは戻らず別の団体を結成した人々がいました。古家新(1897-1977)、田中忠雄(1903-95)、小出卓二(1903-78)は、1945年11月の行動美術協会創立時のメンバーでした。行動美術の画家たちは、社会性を意識した作品を描くことが多い印象を受けます。本展では寄贈後、初公開となる作品を20点ほど含む65点の作品を紹介します。川西英(1894-1965)の珍しい軸装木版画(新収蔵品)も併せて展示します。

アペルト10 横山奈美 LOVEと私のメモリーズ

ARTLOGUE 編集部2019/04/02(火) - 02:31 に投稿
横山奈美(1986-)は、日々の生活の中で消耗されていくもの、廃棄されていくものをモチーフに絵画を制作しています。通常見向きもされない捨てられる運命をもった、いわば主役にならないものを主役にすることで、そのものに本来備わる意味や用途から離れ、これまでとは異なる見え方、横山によれば「そのものが持つ根源的な存在感や美しさ」を提示します。 本展は、近年、横山が精力的に取り組んでいる「愛とは何か」「美とは何か」というテーマと向き合った作品群で構成されています。愛をテーマに造形されたネオン管を絵画に描いたネオンシリーズは、ネオン管の主役ともいえる美しい光の部分と、裏側で見えないよう隠される器具や配線の部分とを同等に描き出すことで、理想や憧れとともに誤魔化せない、見られたくない部分をも顕在化させます。また、本展タイトルにも使われた木炭ドローイングのシリーズ作品《LOVEと私のメモリーズ》は、少女とラブという名の犬との思い出をつづった場面が描かれています。人間好みにどんどん品種改良が進む犬が短命であるというニュースをきっかけに、愛犬へと向けられた「愛(LOVE)」について考察します。 横山は、ちまたに流布し、あまりに軽々しく多用される「LOVE」という言葉への疑問や違和感、あるいは複雑で深刻な感情を作品に落とし込むことで、私たちの日常にありふれた「LOVE」という言葉の意味を問い掛け続けています。本展では約30点の油彩画とドローイングにより、横山の問い掛ける「LOVE」を通して、物事の本質について探求する機会となるでしょう。 【会場】 金沢21世紀美術館 長期インスタレーションルーム

・(てん)と-(せん)、いろ、かたち 島根の美術室

ARTLOGUE 編集部2019/03/27(水) - 02:49 に投稿
島根県内にある優れた美術作品を〈点と線〉、〈かたち〉、〈色〉などのさまざまな要素からわかりやすく紐とき、美術の基本をたのしく紹介します。あわせて島根県内の文化財も展示し、地域に根差した文化の魅力も紹介します。

SICF20<br>第20回 Spiral Independent Creators Festival

ARTLOGUE 編集部2019/03/26(火) - 16:28 に投稿

スパイラルで、若手クリエイターの発掘・育成・支援を目的としたアートフェスティバル「SICF20」(第20回スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)を2019年5月1日(水・祝)~5月6日(月・振替)が開催されます。

ブース出展部門「EXHIBITION」およびパフォーマンス部門「PLAY」の2部門から成るSICFでは、公募によって選出された、両部門合わせて170組もの気鋭の若手クリエイターが一堂に会し、立体・インスタレーション、メディアアート、写真、絵画、ファッション、プロダクトデザイン、パフォーマンスやそれら既存のジャンルに捕われない作品を発表し、活発なプレゼンテーションを展開します。

会期の最後には審査員により、優秀作品にグランプリ、準グランプリ、各審査員賞を、来場者の投票により、オーディエンス賞を授与します。グランプリ受賞者には顕彰として、スパイラルでの個展開催の機会が与えられます。