ポーラ美術館

森にブナの巨木が帰ってきた? ポーラ美術館、森の湯歩道でアイ・ウェイウェイの彫刻作品を公開

チバヒデトシ2019/04/01(月) - 18:37 に投稿

桜も咲いて、すっかり春らしくなりました。箱根はまだまだ雪がちらつく日もありますが、春から夏にかけて、アートと自然を楽しむにはぴったりの場所となります。箱根の中でも、とりわけ自然豊かな仙石原に位置する「ポーラ美術館」は富士伊豆箱根国立公園の森に沈められたアークのようにひっそりと立っています。

(キャプション)ポーラ美術館 森の遊歩道
(キャプション)ポーラ美術館 森の遊歩道

 

モダン美人誕生岡田三郎助と近代のよそおい

ARTLOGUE 編集部2018/10/30(火) - 16:54 に投稿

ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)は、2018年12月8日(土)~2019年3月17日(日)に、「モダン美人誕生岡田三郎助と近代のよそおい」展を開催いたします。平成も終わりを迎える今、多様化する美をみつめ、現代に通じる「美人イメージ」の原点を探る展覧会です。

明治から昭和初期にかけて、日本ではファッションや美意識に大きな変革が起こりました。そうした時代に、人々が憧れる理想的な「美人イメージ」誕生に大きな役割を果たしたのが、生誕150年を迎える洋画家の岡田三郎助(1896-1939)です。明治末頃から大正にかけて、画家たちはデザイナーやクリエイティブディレクターの役割も担い、百貨店や雑誌とともに、最新の流行を創り出していました。中でも岡田は日本初の美人写真コンテストにも携わり、女性のよそおいを繊細な完成で捉え、新しい美人像を次々と生み出していったのです。

本展では、近代の女性のよそおいや美意識の変遷を、岡田ほか藤島武二、鏑木清方などの絵画や、ポスター、化粧道具など計約200点の作品で辿りながら、岡田が女性たちの生き方に寄り添い、新時代の「美」を紡ぎ出していった様子をご紹介します。

増田セバスチャン×クロード・モネ Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙

ARTLOGUE 編集部2018/07/05(木) - 14:47 に投稿

増田セバスチャンがインスタレーションで

表現する≪睡蓮の池≫の世界

 

色の魔術師・増田セバスチャンが“モネ”の世界に出会う。膨大なマテリアルが織りなす、奇想天外な立体点描画。モネの世界に入り込む大型インスタレーションが箱根に登場します。

 

「銀座」から「箱根」へ。モネの小宇宙が拡張します。

2017年の夏、POLA MUSEUM ANNEX(銀座)で開催され大好評で会期を終えた“Point-Rhythm World -モネの小宇宙-”が、2018年7月、ポーラ美術館(箱根)にやってきます。

19世紀後半に描かれたモネの≪睡蓮の池≫。カラフルな東京のポップアートの旗手、増田セバスチャンは、ポーラ美術館で収蔵されている当作品にインスピレーションを受け、世界中から集められた現代の素材で点描を織りなします。不朽の名作≪睡蓮の池≫に入り込むような大型インスタレーション作品で、モネの世界を新たな視点から体験して下さい。

12月までの会期中に、新たな演出が追加され「モネの小宇宙」は拡張されていく予定です。ご期待ください。

ルドン ひらかれた夢

ARTLOGUE 編集部2018/07/05(木) - 14:46 に投稿

本当に「孤高の芸術家」だったのか?

オディロン・ルドンの芸術をいま捉えなおす。

19世紀末から20世紀初頭にかけてフランスで活動した芸術家オディロン・ルドン(1840―1916)は、印象派の画家たちとほぼ同じ世代に生まれながらも、不気味な怪物たちが蠢く世界や、神秘的なヴィジョンに満ちた幻想的な場面を絵画に残しました。その謎めいた絵画ゆえに、これまでルドンは、心の中に潜む「内なる世界」に向き合いながら奇妙な作品を制作し続けた孤高の芸術家と考えられてきました。

ところが、近年の研究によってルドンの新しい側面に光があてられています。公開された彼の手記や手紙にもとづく客観的な分析を通して、彼の作品を同時代の潮流の中であらためて捉えなおしたところ、ルドンは当時目にすることのできた過去の美術史上の傑作や同時代の美術作品をはじめ、自然科学の挿図や戯画などの大衆文化という、彼を取り巻く世界から多大なる影響を受けていることが明らかになってきたのです。

飯沼珠実―建築の瞬間/momentary architecture

ARTLOGUE 編集部2018/05/17(木) - 11:15 に投稿
《箱根強羅、仙石原》2018 年 ©Tamami Iinuma

 

ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)は、2017 年 10 月に、現代美術を展示するスペース「アトリウムギャラリー」をオープンし、平成 8 年よりポーラ美術振興財団が助成してきた若手芸術家たちを紹介する「HIRAKU Project」を開始しました。第 4 回目の展示として、「飯沼珠実―建築の瞬間/momentaryarchitecture」展を、2018 年 5 月 19 日(土)から 7 月 16 日(月・祝)まで開催いたします。

飯沼珠実は、建築やその周囲の空間を写真をとおしてとらえ、プリントやアーティストブックにその様相を表現してきました。飯沼は建築を、無機質な物体ではなく、建築家をはじめその建設に携わった人々や、その内部や周囲を往来した人々の記憶が降り積もった、温度のある存在として考えています。こうした着想から、建造物の構造的な美しさに加えて、「建築」に漂う空気や記憶までをも表現した、洗練された写真作品を制作してきました。

HIRAKU Project Vol.3「流 麻二果 ― 色を追う/Tracing the Colors」

ARTLOGUE 編集部2018/03/02(金) - 10:44 に投稿
《照降なし/Neither Rain nor Shine》2017年 撮影:加藤健

 

「流 麻二果 ― 色を追う/Tracing the Colors」展開催!

ルノワール、モネ、ゴッホらの印象派絵画を

モティーフにした新作 6 点を展示。

 

ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)は、現代美術の展示スペース「アトリウム ギャラリー」にて、HIRAKU Project Vol.3「流 麻二果 ― 色を追う/Tracing the Colors」展を、2018 年 3 月 17 日(土)から 5 月 13 日(日)まで開催いたします。

竹村 京 ― どの瞬間が一番ワクワクする?

ARTLOGUE 編集部2017/12/04(月) - 12:35 に投稿
《Playing Cards 2017, Austrian Cards on German Cards》 2017 年 ドイツ製の 1900 年代のトランプ、
日本製絹糸、合成繊維 800x125mm 24 点 ©Kei Takemura 撮影 ©Kenji Takahashi

 

ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)は、2017 年 10 月 1 日に、開館 15 周年を記念して現代美術を展示 するスペース「アトリウム ギャラリー」をオープンし、平成 8 年よりポーラ美術振興財団が助成してき た若手芸術家たちを紹介する「HIRAKU Project」を開始しました。第 2 回の展示として、「竹村京 ― ど の瞬間が一番ワクワクする?」を、2018 年 1 月 13 日(土)から 3 月 11 日(日)まで開催いたし ます。

ポーラ美術館開館15周年記念展 100点の名画でめぐる100年の旅

ARTLOGUE 編集部2017/10/18(水) - 04:28 に投稿

時が流れ、美術も動く。

珠玉の100点でみる、歴史のダイナミズム。

2017年、ポーラ美術館は開館15周年を記念し、特別なコレクション展を開催いたします。
ポーラ美術館のコレクションは、ポーラ創業家2代目・鈴木常司が40数年かけて収集したもので、西洋絵画、日本の絵画、ガラス工芸、東洋陶磁、化粧道具など、ジャンルは多岐にわたりその数約1万点を数えます。特に当館の絵画のコレクションは、19世紀から20世紀にかけて活躍した画家たちの重要な作品が、体系的に集められています。本展覧会では当館収蔵の絵画作品のなかから、ポーラ美術館が選ぶベスト100、西洋絵画71点、日本の洋画29点を厳選いたしました。