中之島香雪美術館
香雪美術館(神戸・御影)は、朝日新聞社の創業者・村山 龍平(一八五〇〜一九三三)が蒐集した日本と東アジアの古い時代を中心とした美術コレクションを収蔵する美術館として、神戸市東灘区御影に一九七三年にオープンし、四十年をこえる歴史ある美術館です。収蔵品は武具にはじまり、仏教美術、書跡、茶道具の優品など幅広いジャンルにおよび、重要文化財十九点を数えます。
ビジネス・文化施設が集積し、交通アクセスにも恵まれる中之島に開館することで、日本の文化財を守り、伝えようとした村山龍平の想いを、より多くの人に届けていくとともに、大阪市の進める「中之島ミュージアムアイランド構想」ともあわせて、中之島の活性化にも貢献していきます。