池田学

数寄景/NEW VIEW 日本を継ぐ、現代アートのいま

ARTLOGUE 編集部2019/05/06(月) - 18:50 に投稿

超細密画で様々なモチーフを描く池田学、日用品から繊細な風景を創造する岩崎貴宏、デジタルアートの先がけとして知られるチームラボ、ナフタリンなど時間の経過とともに変化する素材を使って詩的な世界を展開する宮永愛子など、国内外で今最も注目を集めるアーティストたちの多彩な作品を、「見立て」「奇想」「あやし」といった日本文化が持つ独自の視点(テーマ)ごとに空間を仕切り展示。セクションごとにアーティストが対峙し、せめぎ合うことで発生する、日本の現代アートのリアルな「体感の場」を演出します。「平成」から「令和」への転換の年に、彼らの作品が新しい景色=NEW VIEW をみせてくれることでしょう。

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池田学展「どうぶつたち」

ARTLOGUE 編集部2018/10/31(水) - 15:30 に投稿

わずか1mmに満たないペン先から、緻密でユーモア溢れる世界を描く画家、池田学。

昨年開催された初の大規模個展「池田学展 The Penー凝縮の宇宙ー」は、佐賀県立美術館、金沢21世紀美術館、日本橋髙島屋ホールを巡回し、約30万人を動員し大変話題となりました。

池田は、大画面の中にいくつもの小さな世界や物語が織り込まれた、スケール感溢れる作品を制作する一方、並行して小さな動物画の制作を長年続けています。

東京都動物園協会発行の季刊誌『どうぶつと動物園』にて2005年から10年以上続けている動物画のシリーズは「自分にとってのライフワークの一つ」であると池田は言います。

羽や毛並みをペン先で描いていく作業を通して、その動物の生態や特徴をも改めて実感するというその作品群は、動物たちの息づかいや温度まで伝わってきそうです。

図鑑の中の動物たちともまた違った、池田学による「どうぶつたち」をぜひご覧ください。
 

「池田学展 The Pen ー凝縮の宇宙ー」 眼福-凝縮された宇宙と「描かれた」もののかくも豊かな芳醇さ-

ARTLOGUE 編集部2017/04/14(金) - 02:40 に投稿

近づいて見つめる。武士達が戦いに明け暮れる中、はりつけられ、しばり首にされた死体がおびただしくある。その一方で、同じ時間、洗濯を干し、田植えに励む一日を送る人の姿がある。・・・あれ!?お葬式をしている人や、ゴルフの打ちっぱなしをしている人もいる? 屋根瓦はドミノ?・・・。

「池田学展 The Pen -凝縮の宇宙-」 佐賀県立美術館で1月20日から開催

ARTLOGUE 編集部2016/12/14(水) - 19:26 に投稿

PRESS RELEASE

「池田学展 The Pen -凝縮の宇宙-」 佐賀県立美術館 1月20日から開催

わずか1mmに満たないペンの線から壮大な世界を描き出すアーティスト、池田学(1973~)は、国際的に高い評価を受けるアーティストです。1日ににぎりこぶしほどの面積しか描き進めることができないという画面は、緻密さと空間の広がりを併せ持ち、現実を凌駕する異世界の光景を私たちに見せてくれます。
本展覧会は、これまでの池田の画業の全貌を紹介する、初めての大規模個展です。アメリカ・ウィスコンシン州のチェゼン美術館の滞在制作プログラムで3年にわたり制作された巨大な新作をはじめ、国内外の美術館やコレクターが所蔵する作品の数々が、佐賀に集結します。
世界が注目する池田学の緻密かつ壮大な世界をぜひ御堪能ください。

三人展 -Forward Stroke 明日への眼差し-

ARTLOGUE 編集部2018/08/09(木) - 11:41 に投稿
現代日本を代表する佐賀出身の三人のアーティストの共演。わずか1mmに満たないペン先から壮大な世界を描き出す画家 池田学、独自の世界観による細密描写とインスタレーションで魅了する陶芸家 葉山有樹、ナウシカのメーヴェ実機を生み出した空飛ぶメディアアーティスト 八谷和彦、人の作品に宿る「前向きな意志」、「強い眼差し」により、今を生きる人々にエールをおくる展覧会。