岡崎和郎

岡崎和郎「御物補遺」展

ARTLOGUE 編集部2018/11/21(水) - 19:45 に投稿

2018年11月20日から2019年1月19日まで、岡崎和郎「御物補遺」展が開催中です。

Galerie Ashiya Schuleでは、2015、2016に続いて三度目の個展となる本展は、半世紀以上に及ぶ活動の作品に一貫して展開される「御物補遺」思想に再び焦点を合わせた展覧会となります。

岡崎和郎は、1950年代なかばにオブジェ制作をはじめてからほぼ60年間、独自の造形思想のもとに多種多様なオブジェを制作しています。「内部」を制作の基本とした初期のオブジェは、外と内、表と裏、虚と実をめぐる問いかけを示していましたが、次いで手の痕跡や人間の痕跡といった人間全般へと対象が広がり、その後一貫して「御物補遺」(Object Supplements)と呼ばれる造形思想のもとに制作を続けています。

言語と美術 ─平出隆と美術家たち

ARTLOGUE 編集部2018/10/28(日) - 21:21 に投稿

国際的ベストセラー小説『猫の客』で知られる詩人、平出隆(1950-)。 本展は、平出が「対話」を重ねてきた第一級の美術家たちとの長い歳月を軸に、美術作品に固有の思考や言語に光を当てるものです。

 

独自の概念「空中の本」を踏まえた会場構成は建築家・青木淳が担当。全長約12mの「透明梁」を用い、詩人と美術家たちが、あるいは言葉と形象が重力から解き放たれて交差する空間を現出させます。


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開催概要
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会 期:2018年10月6日(土)~2019年1月14日(月・祝)
会 場:DIC 川村記念美術館
時 間:9:30~17:00
*入館は16:30まで
休 館:月曜(12/24、1/14は開館)、年末年始(12/25(火)~1/1(火))
料 金:一般1,300円、学生・65歳以上1,100円、小中高600円

 

 

視覚芸術百態:19 のテーマによる196 の作品

ARTLOGUE 編集部2018/05/22(火) - 05:28 に投稿

あらゆる領域において情報が氾濫し、グローバル化と多様化が進む今日では、美術館における収蔵品の展示方法も、時代別・地域別という正統な方法が充分には機能しなくなってきています。実際のところ、欧米の現代美術館にはテーマ別で常設展を実施するところも出てきています。この展覧会は、当館のコレクションを19 のテーマに分けて紹介します。テーマとして選んだのは、いま改めて考えてみる意義が感じられるトピックで、それらは「作品の要素」と「描写の対象」に大別できます。展示作品は、テーマを象徴する典型的作品から意外に思えるような作品まで様々です。新収蔵品も約50 点含まれています。時代・地域・ジャンルなどの基本的な美術の枠組みを大前提に選んでいますが、多種多様な作品間のつながりが感じとれる組み合わせになっています。この特別な所蔵作品展は、各自が持つ美術についての知識を再確認するにとどまらず、新たな発見があり、美術を見つめ直すきっかけにもなるに違いありません。

 

本展のみどころ

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