フランソワ・ポンポン

この秋、美術館が動物園に!? 動物を愛した彫刻家フランソワ・ポンポンの日本初の回顧展が開催中

遠藤 友香2021/11/02(火) - 17:43 に投稿

コロナ禍で外出することがなかなか難しい状況が続いていますが、ここ最近は感染者数がかなり減少傾向となっています。そのため、そろそろどこかへお出掛けしたいといった熱がムクムクと立ち込めている方も多いのではないでしょうか? 筆者自身、ワクチン接種の2回目が終わるまでは、取材に出掛けることを控えていましたが、ようやく取材に行くことが叶いました。今回訪れたのは、19世紀末から20世紀初頭にフランスで活躍した彫刻家フランソワ・ポンポンの日本初となる回顧展です。京都市京セラ美術館(京都)での夏開催の後、名古屋市美術館(愛知)にやってきました!

アート遊覧紀行—自然と人間をめぐって—

ARTLOGUE 編集部2018/05/17(木) - 11:22 に投稿
永井一正 《KAZUMASA NAGAI DESIGN LIFE(ライオン)》1993年

 

群馬県立館林美術館は、2001年の開館以来「自然と人間の関わり」をテーマとした作品収集や展覧会活動を行ってきました。群馬県で2館目の県立美術館として、豊かな自然に囲まれた環境のなか、特徴を持った美術館となることを目指して収集した油彩、彫刻、版画などのコレクションは現在940点ほどを数え、近現代美術のユニークな作品が揃っています。
今回は、当館のコレクションを存分にご覧いただく機会として、200点を超える作品を「人」「動物」「自然」の3つの具体的なモチーフに分けて紹介します。
人間を生み育んできた大いなる自然、共に生きる存在としての動物、そして人間そのものに対して、アーティストたちがどのような眼差しを向け、どのように表現してきたのか、並べてみることにより、アートによって表現される世界の豊かさ、奥深さを感じ取ることができるのではないでしょうか。
様々なアーティストたちによる自然と人間の表現をめぐる旅を、どうぞお楽しみください。