美術館

大エルミタージュ美術館展 オールドマスター  西洋絵画の巨匠たち

ARTLOGUE 編集部2017/11/10(金) - 00:15 に投稿
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《羽飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像》1538 年  
©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18

 

開催趣旨

ロシア帝政時代の首都、サンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館は、絵画作品約1 万7 千点を含むコレクション310 万点を誇る世界有数の美術館です。本展は、この膨大なコレクションの中でも特に充実している16 世紀ルネサンス、17・18 世紀バロック、ロココの時代に活躍した、「オールドマスター」の絵画85 点をご紹介します。「昔日の巨匠」を意味する「オールドマスター」とは、西洋美術の歴史において揺るぎない評価を得た作家たちのことです。西洋美術史に燦然と輝く巨匠たちの優品を堪能できる、またとない機会となります。

 

オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代

ARTLOGUE 編集部2017/11/09(木) - 17:17 に投稿

知られざるスイスの画家“オットー・ネーベル”日本初の回顧展

スイス、ドイツで活動した画家オットー・ネーベル(1892-1973)。1920年代半ばにワイマールに滞在したネーベルは、バウハウスでカンディンスキーやクレーと出会い、長きにわたる友情を育みました。ベルンのオットー・ネーベル財団の全面的な協力を得て開催される、日本初の回顧展となる本展では、建築、演劇、音楽、抽象、近東など彼が手がけた主要なテーマに沿って、クレーやカンディンスキー、シャガールなど同時代の画家たちの作品も併せて紹介することで、ネーベルが様々な画風を実験的に取り入れながら独自の様式を確立していく過程に迫ります。バウハウス開校100周年(2019年)を前に、若き日のバウハウス体験に始まり、素材やマチエールを追求し続けた画家ネーベルの知られざる画業を紹介します。

 

猪熊弦一郎展 戦時下の画業

ARTLOGUE 編集部2017/11/01(水) - 12:39 に投稿
猪熊弦一郎《壮絶なる風景(コレヒドール)》1942年 ©公益財団法人ミモカ美術振興財団

 

[開催主旨]


猪熊弦一郎(1902−93)は、40歳前後に戦争の時期を過ごしました。1939年、パリ遊学のさなかに第二次世界大戦が勃発、戦況の悪化に伴い帰国を余儀無くされます。日本においても戦時色は日ごとに増し、41年には文化視察の名目で中国へ、12月に太平洋戦争が開戦してのちは、作戦記録画を描く従軍画家として、42年フィリピン、43年ビルマ(現ミャンマー)と、三度戦地へ派遣されました。

グラフィックデザイナー 佐藤晃一展

ARTLOGUE 編集部2017/11/01(水) - 08:28 に投稿

日本を代表するグラフィックデザイナー・佐藤晃一は、1944年群馬県に生まれ高崎で育ちました。県立高崎高校を卒業後、東京藝術大学へ進学し、資生堂宣伝部を経て独立。その後ニューヨーク近代美術館ポスター指名コンペ1席、第36回毎日デザイン賞、芸術選奨文部大臣新人賞など国内外でさまざまな賞を獲得しました。グラデーションを駆使し、「グラフィックデザインにおける日本的精神性」と未来的イメージを融合させたポスター群は「超東洋」として高く評価され、長く第一線で活躍し続けてきましたが、2016年5月に惜しくも逝去されました。

本展では代表作のみならず、少年時代の絵画、高高(たかたか=高崎高校)時代のポスターやスケッチブック、今まで展示される機会の少なかったごく初期の演劇ポスターやパンフレットなども取り上げています。氏にゆかりの深い旧井上房一郎邸と合わせ約220点を展示。グラフィックデザインの一時代を築き上げた佐藤晃一の世界をご覧ください。

 

グラフィックデザイナー 佐藤晃一展 フォトギャラリー

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日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念 デンマーク・デザイン

ARTLOGUE 編集部2017/11/01(水) - 12:32 に投稿

北欧諸国の一つであるデンマークは、九州ほどの国土に約570万人が住む小さな国です。気候は比較的穏やかで、標高が最も高いところで約170mと、起伏の無いなだらかな地形が特徴です。また、国連が毎年発表する国民の幸福度ランキングでは常に上位を保持し、2016年度は1位を獲得するなど、福祉国家としても知られています。
何よりデンマークは、世界に誇るデザイン大国です。1920-30年代、政府はかつてない規模でデザインに投資し、集合住宅のほか、学校、市庁舎や図書館などの公共建築の整備を行いました。その内部空間は洗練されたデザインで統一され、今日にまで受け継がれています。デンマークの人々の暮らしは何世代にもわたり、優れたデザインと共にあると言えます。

ワードプレイ|ワセニ・ウォルケ・コスロフ ー言の葉の戯れーエチオピアのアーティスト ワセニの世界

ARTLOGUE 編集部2017/11/17(金) - 07:59 に投稿

このたび、中村キース・ヘリング美術館(山梨県北杜市小淵沢町)では「ワードプレイ|ワセニ・ウォルケ・コスロフ  ー言の葉の戯れーエチオピアのアーティスト ワセニの世界」展を開催する運びとなりました。本展では、当館の開館10周年を記念しエチオピア出身のアーティスト、ワセニ・ウォルケ・コスロフをご紹介いたします。
言語や音楽を素材とし、文化や宗教を超えて人間の心に深く訴えかける同氏の作品を通してヴィジュアルアートの可能性を探ります。
オープニング・レセプションでは、ワセニ氏による子どもたちとのワークショップ及びアーティスト自らが作品や制作への想いを語るギャラリーツアーを行います。また当日は、第9回中村キース・ヘリング美術館国際児童絵画コンクールの授賞式を併せて開催いたします。

箱根ナイトミュージアム

ARTLOGUE 編集部2017/11/02(木) - 05:33 に投稿

開催日:2017.12.1(金)→ 2018.1.8(月・祝)

ライトアップ

  場所:彫刻の森美術館 円形広場・本館エリア屋外展示場

 

彫刻の森美術館では、クリスマスへのカウントダウンが始まる季節から新しい年にかけて、屋外展示場と野外彫刻を活かした高橋匡太によるライトアップ「箱根ナイトミュージアム」を開催します。

高橋匡太は、照明や映像を巧みに操って光の可能性に挑んでいるアーティストです。越後妻有で2011 年から毎年開催されている雪アートプロジェクト《Gift for Frozen Village》、参加型のライトアップ《ひかりの実》などから、十和田市現代美術館(2008 年)やワコール新京都ビル(2016 年)などのコミッションワークまで、幅広く活躍しています。

野生展:飼いならされない感覚と思考

ARTLOGUE 編集部2017/10/27(金) - 12:49 に投稿

21_21 DESIGN SIGHTでは、2017年10月20日より企画展「野生展:飼いならされない感覚と思考」を開催します。展覧会ディレクターには、思想家で人類学者の中沢新一を迎えます。中沢は、各地のフィールドワークを通じて、時代や領域を横断し、学問の垣根を超えた研究を行ってきました。

人間の文化と生活には、心の土台となる「野生」の能力が欠かせません。私たちのもつ本能であり、知性でもある野生は、創造力に大きな刺激を与えるきっかけになります。たとえば、明治時代の日本が生んだ大博物学者、南みなかたくまぐす方熊楠は、偶然の域を超えた発見や発明、的てきちゅう中を「やりあて」と呼び、それを繰り返すことで、粘菌学の領域をはじめ神話学や民俗学にも優れた足跡を残しています。南方のような思考の跳躍は、ものづくりや表現の歴史においても、度々その例を見いだすことができます。

理性や合理性ばかりが前面にあらわれる現代においても、野生の感覚と思考は、いまだ失われていません。中沢は、「私たち人間の内に潜み、『まだ飼いならされていない心の領域』こそが、今まさに大切になってきている『野生』のすみかである」と言います。

現代における野生とはなにか。自身の内に潜む野生をどのように見いだすのか。見たことのない物事の意味をどのように理解し、表現するのか。