国宝の殿堂 藤田美術館展-曜変天目茶碗と仏教美術のきらめき-

ARTLOGUE 編集部2019/01/23(水) - 02:34 に投稿

大阪市の中心部に建つ藤田美術館は、世界屈指の日本・東洋美術コレクションを所蔵する私立美術館です。 明治初年から大正年間にかけて活躍した実業家・藤田傳三郎氏とその長男・平太郎、次男・徳次郎両氏の親子3人によって収集された名品を公開するため、1954(昭和29)年に開館しました。 2千件にものぼるコレクションは、茶道具、水墨画、墨蹟、能装束、絵巻、仏像、仏画、経典、仏教工芸、考古資料など多岐にわたります。 本展覧会は、2022年春のリニューアルオープンに向けて、現在休館している藤田美術館の国宝9件、重要文化財約50件を含むコレクションの全貌を奈良国立博物館新館の全展示室を使って紹介するかつてない規模の展示となります。 展覧会開催に際して総合的な学術調査も行い、その成果も紹介します。 世界に3碗しか現存しないといわれている国宝の「曜変天目茶碗」をはじめ、「玄奘三蔵絵」や「仏功徳蒔絵経箱」など奈良ゆかりの仏教美術を中心に、館外初公開を含む多彩なコレクションを通じ、膨大な私財を投じて文化財の保護に尽力した藤田傳三郎らの功績にも光を当てていきます。

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国宝の殿堂 藤田美術館展-曜変天目茶碗と仏教美術のきらめき-
展覧会ジャンル
展覧会
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