古来より日本家屋の仕切りとして用いられてきた屏風や襖。大きな平面を持つそれらは大画面絵画の媒体としてまさにうってつけで、これまで数多くの絵師たちが存分に腕を振るい、幾多の扉風や襖の名作が描かれてきました。
能登七尾出身で桃山時代に大活躍した絵師・長谷川等伯(1539~1610)もそのひとりです。彼も京都移住後の50歳以降の時期を中心に、彩色画・水墨画の双方で数多くの「大画面作品」を制作しました。
今回で24回目の開催となる「長谷川等伯展」は「大画面作品」がテーマ。等伯晩年期制作の水墨による屏風や襖を中心に、若年期制作の仏画や「長谷川派」絵師による絵画もあわせ、作品や資料など計21点を紹介します。 等伯入魂の名品たちをぜひともご鑑賞ください。
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