「龍野アートプロジェクト2013 刻の記憶 Arts and Memories」のギャラリートーク
スピーカー
加須屋明子
会場
会期
2013年11月15日~11月24日
展示について
城下町龍野には、江戸時代からの地場産業の拠点である醤油蔵や町民が「石門心学」を広めるための校舎「思誠舎」、さらに童謡「赤とんぼ」の作詞者三木露風の生家など多くの文化財があります。これらを保存するだけではなく、その魅力を活用、発信することによって、地域の活性化を図り、多くの人々の集客する場を創設していくことを目的として、2011年から活動を開始しました。本年は、昨年、一昨年の招待作家に加えて新たにさわひらき、松井智惠、ミロスワフ・バウカを迎え、城下町一円を会場に「城下町美術館」を展開してゆきます。 また、3周年記念プレイベントとして、たつの市出身の若手作曲家 薮田翔一を迎え、芸術ジャンルを横断した「現代音楽と現代美術の響演」を行います。 こうして、すぐれた芸術を国内外に発信し、地域に残る文化財を活用し、また地元市民とのコミュニケーションを積極的にはかることによって、より多くの人々の集う町となることを目指します。 【会場】 • 国登録有形文化財ヒガシマル醤油元本社工場(兵庫県たつの市龍野町大手54-1) • うすくち龍野醤油資料館別館蔵 • うすくち龍野醤油資料館別館横住宅 • たつの市立龍野歴史文化資料館 • 三木露風生家 • 龍野城 • 聚遠亭(浮見堂・御涼所) • 中霞城長屋 • たつの市立武家屋敷資料館 • 旧フクミズ化粧品店 • たつの市立龍野図書館 • ガレリアアーツ&ティー2 【芸術監督】加須屋明子(京都市立芸術大学准教授) 【招待作家】 さわひらき/SAWA Hiraki 松井智惠/MATSUI Chie ミロスワフ・バウカ/Mirosław BAŁKA 松谷武判/MATSUTANI Takesada 山口敏郎/YAMAGUCHI Toshiro 今村遼祐/IMAMURA Ryosuke 尹 熙倉/YOON Heechang 東影智裕/HIGASHIKAGE Tomohiro 小谷真輔/KOTANI Shinsuke 【出品作家】 桐月沙樹/KIRIZUKI Saki 西村知子/NISHIMURA Tomoko 角田広輔/KADOTA Hirosuke 佐藤文香/SATO Fumika 芝田知佳/SHIBATA Chika ル・アーヴル‐ルーアンデザイン美術学校卒業生: 井上いくみ/INOUE Ikumi 犬丸暁/INUMARU Akira ジェレミー・アンドレ/Jérémy ANDRÉ オフェリ・マック/Ophérie MAC ル・アーヴル‐ルーアンデザイン美術学校在学生: マーク=アントワーヌ・ガルニエ/Marc-Antoine GARNIER ボニー・ポット/Bonnie POTH 特別参加作家(音源出品): 薮田翔一/YABUTA Shoichi
アーティストについて
01:08 角田広輔/KADOTA Hirosuke http://kadotahirosuke.tumblr.com/ 01:55 東影智裕/HIGASHIKAGE Tomohiro http://higashikage.info/ 03:30 山口敏郎/YAMAGUCHI Toshiro http://taotoshiro.exblog.jp/ 薮田翔一/YABUTA Shoichi 06:42 小谷真輔/KOTANI Shinsuke http://www.voicegallery.org/artist.php 08:38 佐藤文香/SATO Fumika http://www.fumikasato.net/ 11:35 松井智惠/MATSUI Chie http://www.chie-matsui.com/
スピーカーについて
加須屋明子 京都市立芸術大学美術学部准教授 現代美術・美学。 1963年生まれ。1989-1991年、ヤギェウォ大学哲学研究所美学研究室(ポーランド)留学。 1991年、京都大学博士後期課程美学美術史学専攻修了。 同年より国立国際美術館学芸課勤務。2008年より京都市立芸術大学准教授。 主な担当展:「芸術と環境」(1998年)、「転換期の作法」(2005年)等。 主な著書:『ポーランド学を学ぶ人のために』(世界思想社、2007年)(共著)。 『中欧のモダンアート』(彩流社、2013年)(共著)。 主な翻訳:『アヴァンギャルド宣言』(三元社、2005年)(共訳)。