和歌山県立近代美術館のコレクション展では、日本画・洋画・彫刻・版画など、総数1万点を超える所蔵品を通じて幅広い美術の表現に接していただけるよう、季節ごとに展示を替え、特集コーナーも設けながら作品紹介を続けています。
また、滋賀県立近代美術館が大規模な増築・改修を行うにあたり、その休館期間中、同館が誇るコレクションの一部を当館で公開することとなりました。
今回は、そうしたふたつの近代美術館のコレクションなどにより、【和歌山ゆかりの作家と近代美術】【特集院展の画家たちIII】【戦後日本の美術】【アメリカ抽象表現主義と現代美術】【特集鈴木昭男音と場の探究】のコーナーを設け、作品を紹介します。
【特集院展の画家たちIII】では滋賀県立近代美術館所蔵の日本画コレクションから、「禅僧の如き風姿 - 冨田溪仙の画境」として、大正初期から昭和初期にかけて日本美術院で活躍した冨田溪仙(1879−1936)を紹介します。
【特集鈴木昭男音と場の探究】では、日本におけるサウンド・アートの先駆者として知られる鈴木昭男(1941− 平壌生まれ/京都府京丹後市在住)の活動を、作家が所蔵する資料を中心に紹介します。
【関連イベント】
■鈴木昭男トーク&パフォーマンス
【日時】8月5日(土)14時から展示室および2階ホールにて(要観覧券・申込不要)
■ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
【日時】9月15日(土)、23日(日)、10月21日(日)いずれも14時~(展示室にて、要観覧券)
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