プーシキン美術館展 ―― 旅するフランス風景画

ARTLOGUE 編集部2018/04/27(金) - 00:23 に投稿

珠玉のフランス絵画コレクションで知られるモスクワのプーシキン美術館から、17世紀から20世紀の風景画65点が来日します。神話の物語や古代への憧憬、あるいは身近な自然や大都市パリの喧騒、果ては想像の世界に至るまで、描かれた時代と場所を軸にフランス近代風景画の流れをご紹介します。様々な情景を舞台にした風景画は、その土地のにおいや太陽の煌めき、風にそよぐ木々や街のさざめきをも感じさせてくれます。
なかでも、初来日となるモネの《草上の昼食》では、同時代の人物たちとみずみずしい自然の風景が見事に調和しています。印象派の誕生前夜、26歳となる若きモネの魅力溢れる作品です。ほかにもロラン、ブーシェ、コロー、ルノワール、セザンヌ、ゴーガン、ルソーらの作品が集います。新緑の上野で、巨匠たちが愛した光と色彩が躍る美しい風景を巡る「旅」をどうぞお楽しみください。

 

■みどころ

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1. ロシア・モスクワから65点が来日

革命前のモスクワで財をなした伝説的な2人のコレクター、セルゲイ・シチューキンとイワン・モロゾフが19世紀末から20世紀初頭に収集したコレクションを中心に、モスクワのプーシキン美術館からフランスの近代風景画65点をご紹介します。

2. フランス近代風景画の流れがわかる

17世紀半ばから20世紀初頭のフランス風景画を、描かれた時代と場所を軸に展示します。芸術家たちの自然に対するまなざしと表現の変化をご堪能いただけます。

3. クロード・モネ《草上の昼食》初来日!

《草上の昼食》は、モネが印象派の画家として花開く前、20代半ばで描いたみずみずしい作品です。マネの《草上の昼食》に刺激を受け着手した、若きモネの挑戦が初来日します。

■展覧会概要

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会期:2018年4月14日(土)~7月8日(日)
会場:東京都美術館 企画展示室(東京・上野公園)
時間:9:30~17:30 ※金曜は20:00まで ※入室は閉室の30分前まで
休館:月曜日(ただし、4月30日は開室)
美術館HP:http://www.tobikan.jp/

◆問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
 公式サイトhttp://pushkin2018.jp

 

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