pLastic_fLowers#2 ©Kazuhito TANAKA
DOTing KYOTO vol.01 Kazuhito TANAKA
solo exhibition 「pLastic_fLowers」
DOTing KYOTO (ドッティングキョウト)と題した展覧会シリーズの第1弾として、京都と埼玉を拠点に活動する田中和人の個展を開催致します。田中は使い古され誰しもが固有のイメージを投影してしまう ”花” というモチーフを敢えて用い、ドローイングと写真を組み合わせるアプローチによって、イメージを保持したまま抽象化する手法によって、見慣れた ”花” を新たな対象として意識化させてくれます。関西では4年ぶりの個展となる本展では、東京で発表された大作も含めた約15点を展示予定。
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//DOTing KYOTO(ドッティングキョウト)とは?//
DOTing KYOTO(ドッティングキョウト)とは、美術史に新たな”点”を穿つようなアーティストを紹介していく展覧会シリーズです。ここでは、日本有数のアート都市である京都のコンテンポラリーなアートシーンに出会うことができます。幾度も用途を変えながら様々な歴史を刻んできたこの「smart center 京都, the garden」に新たに刻まれる点(作品達)をゆったりとしたカフェの雰囲気のなかお楽しみください。展覧会は季節ごとに入れ替え年4回開催予定。作品は購入可能。
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*展覧会ごとにDMを作成し広報、開催するレセプションには京都大阪近郊の美術関係者(美術館学芸員、芸術系大学教授、アーティスト、コレクター、デザイナー、建築家)など文化人を招待し、「smart center 京都, thegarden」および「dot.S」が文化発信の新たな拠点として京都で認知されるように努めていく。また、展覧会シリーズとして認知されることで京都在住作家とのネットワークやコミュニティを作り上げていく。
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//ステートメント//
「pLastic_fLowers」では、そこに何が写され、提示されているか、それを認識することができるピクチャーでありながらアブストラクトな状態をつくり出すことを試みた。
「花」は誰もが一目で認識することができるし、花の写真を撮ったことない人は(おそらく)あまりいないだろう。また、 様々な花の絵画や写真が美術史を彩ってきた。
そんな花のイメージを解体せずに抽象化することができるだろうか。
「pLastic_fLowers」はとてもシンプルなプロセスでつくられている。
カメラと机上に置いた花との間に透明なプラスティック板を置き、そこに様々な角度から見た花の輪郭を すばやくドローイングし、机上の花とともに撮影。
くっきりとフォーカスされたドローイングと微かにぼやけた花のイメージを同一のピクチャーとして提示することで、視覚はそれら二つの間を「ズレ」を繰り返しながら往復する。そして、やがてそれらのズレが調和したときに(あるいは破綻したときに)「pLastic_fLowers」は新しいプラスティック(造形的)でアブストラクト(抽象的)なピクチャーとなるのだろう。
田中和人
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//展覧会概要//
/会期:2018. 3.3 sat - 2018. 6.10 sun
/時間:8:00 - 18:00
/主催:株式会社マツシマホールディングス
/会場:smart center 京都, the garden
京都市左京区岡崎南御所町20
℡. 0757545100
/協力:Maki Fine Arts
/企画コーディネート:kumagusuku
開催期間
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