野原 邦彦「ステキな時間」 KUNIHIKO NOHARA Have a good time !

ARTLOGUE 編集部2017/12/20(水) - 05:01 に投稿

この度、上野の森美術館では、2017 年12 月24 日(日)から2018 年1 月2日(火)まで、『野原邦彦「ステキな時間」』(主催:上野の森美術館、野原邦彦展実行委員会 企画:Laissez-faire Japan 事務局)を開催いたします。

野原邦彦(のはら・くにひこ/1982 生まれ)は、楠や欅などの木を用いて、自身の何気ない瞬間や状況を反映した作品を制作しています。従来の具象彫刻に捉われず意表を突く造形的センスや抽象的な表現として作品に施す鮮やかな色彩感覚が独創的なアーティストです。野原は、国内外のギャラリーでの企画展や、アートフェアー東京をはじめ海外のアートフェア―にも多数出品するなど注目を集めています。

本展では、新作と共に国内外に収蔵された立体・平面合わせて200 点以上の作品を一堂に会し、展示いたします。その一部の作品を直接触れることのできる” 手で鑑賞” するエリアを設置。殆どの美術館では作品に触れることは禁止されていますが、手で触れることで木の温もりや匂い、彫り跡などのディティールをダイレクトに感じていただけます。また、野原が普段制作をしているアトリエ・バンクハウスを美術館内に再現し、公開制作を行います。作品ができる過程を間近でご覧頂ける貴重な機会となります。本展を通して、野原の一貫した世界を紹介いたします。

 


◎水中メガネ◎

野原作品のアイコンとなっている“水中メガネ” は日常を非日常に変えるためのアイテム。記憶から排除されそうな何気ない瞬間に色を加え豊かさを得るための「視点」を与えてくれます。この「視点」は、それぞれが自分らしくあるために必要なアイテムであり、ゆとりではないかと。野原作品は問いかけます。

◎ラグジュアリーな浮遊感◎

野原作品は雲のようにかたちを変え続ける自由な想像の世界を彫刻作品として具現化しています。想像や空想に浸ることのできる瞬間こそ、本当のゆとりを見出すことができるのではないだろうか。

 

本展のみどころ

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本展では、美術館ではあまり実施されることのない企画を実施。直接、「作品を手に触れて鑑賞できるエリアを設置」と「アトリエの再現とともに公開制作」を行います。
1 手で鑑賞する
殆どの美術館では、作品保護のために触れることが禁止されていますが、本展では一部の作品を手で触って鑑賞できるエリアを設置。手で触れることで木の温もりや匂い、彫り跡などのディティールをダイレクトに感じていただけます。会場スタッフが付き添いますので、安心して作品に触れて頂けます。
2 アトリエ再現・公開制作
野原が普段制作をしているアトリエ・バンクハウスを美術館内に再現し、公開制作を行います。
作品ができる過程を間近でご覧頂ける貴重な機会となります。木の匂いや鑿の音など、従来の静寂な展覧会とは違ったかたちで五感を刺激します。

 

開催概要

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野原邦彦「ステキな時間」 Kunihiko NOHARA Solo Exhibition -Have a good time!-
会  期:2017 年12 月24 日(日)ー2018 年1 月2 日(火)
開館時間:10:00~17:00(入場は閉館30分前まで) ※会期中、休館日なし
会  場:上野の森美術館  東京都台東区上野公園1−2
入  館  料:1000円
主  催:上野の森美術館(公益財団法人日本美術協会)、野原邦彦実行委員会
企  画:Laissez-faire Japan 事務局

 

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開催期間
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