ウェールズ国立美術館所蔵 ターナーからモネへ

ARTLOGUE 編集部2017/11/19(日) - 21:13 に投稿
クロード・モネ《サン・ジョルジョ・マッジョーレ、黄昏》1908年 油彩・カンヴァス 
ウェールズ国立美術館 ©National Museum of Wales

 

英国・ウェールズの中心都市カーディフにあるウェールズ国立美術館は、1907 年に設立されました。同館は、ターナーやコンスタブルら英国の巨匠はもとより、ミレーやコロー、マネ、モネ、ピサロ、シスレー、ルノワールなどの優れたフランス近代美術のコレクションでも知られます。本展は、同館のコレクションを精選した約70 点により、19 世紀から20 世紀に至る英仏両国の美術の変遷をたどります。印象派のモネやピサロは、普仏戦争の戦禍を避けるため滞在したロンドンで、ターナーの作品にふれ、非常に感銘を受けたといわれています。一方、19 世紀末から20 世紀初めのイギリスの若い画家たちは、フランスの印象派に影響を受けた作品を描き、自国の美術に新しい風を吹き込みました。英仏の美術が海峡を越えて行き来していた様子を、知られざる名画の数々で是非ご覧ください。

 

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