柳宗悦

あらゆるものに美を見出し、<br>いのちの喜びを表現した<br>陶工・河井寬次郎の世界

赤坂志乃2019/05/27(月) - 00:09 に投稿

暮らしのあらゆるものに美を見出し、いのちの喜びを表現し続けた陶芸家、河井寬次郎(1890~1966)。「暮しが仕事 仕事が暮し」だった河井寬次郎の作品と素顔について、河井寬次郎記念館の学芸員で寬次郎の孫にあたる鷺珠江(さぎたまえ)さんにインタビューしました。

京都国立近代美術館の「川勝コレクション 鐘溪窯 陶工・河井寬次郎展」が、同館に続いて、8月24日(土)から愛知県陶磁美術館に巡回します。
 

MINGEI 民藝- Another Kind of Art 展

ARTLOGUE 編集部2018/09/07(金) - 02:30 に投稿
1925年、民衆の用いる日常品の美に着目した柳宗悦(1889-1961)が、無名の職人たちによる民衆的工芸を初めて「『民藝』と名づけました。 民藝の特徴でもある風土や風習を生かしたものづくりは、世代を超えて受け継がれていくなかで、素材、色、工程、用途、形などの独自性が際立ち、革新的で衝動的な、枠に捉われない創意工夫へ

柳宗悦の「直観」 美を見いだす力

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:19 に投稿
それまで顧みられることのなかった、朝鮮陶磁、木喰仏、日本の民藝などに次々と美を見いだしていった柳宗悦。この前人未到の業績を可能とさせたものは、ほかならない柳の「直観」でした。同展では柳の眼差しを追体験するために、説明や解説を省き、時代や産地、分野を問わず、柳が蒐めた名品を核として一堂に展観されます。